豊平館(札幌市)
文化的空間
豊平館(ほうへいかん)の建つ、
菖蒲池を中心として美しく整備された
中島公園とその周辺には、
音楽ホールや天文台、
そして、
いくつかの神社が集約された
文化的空間が広がっています。
全国的に有名な大通公園も素敵ですが、
今回の旅で初めて知った中島公園は、
都会の中のオアシス的な存在で、
大通公園とは違った
のんびり感と癒しを与えてくれる、
札幌旅にお勧めの
穴場スポットかと思います。
穴場なんて言い方すると
札幌市民に怒られるかな?(笑)
水天宮〜豊平館へ
まずは、
ビジネスインノルテ拠点の地図から。
ホテル〜水天宮〜豊平館、
徒歩で楽勝の距離感です(笑)
北の国ならではの「白樺」。
と思いきや・・
「シラカンバ」の表示。
これには二人してビックリ(笑)
シラカバじゃなくって、
本当はシラカンバっていうんだ〜!
四翁表功之碑。
北海道開拓に功績を残した人の
顕彰碑的なもののようです。
雨の中の藤棚。
中島公園日本庭園入口。
案内図。
そして門柱の張り紙に注目!
令和六年度の開園日、
四月二十五日(木)は、
僕たちが訪問した当日。
園内に入るわけではないけれど、
こんな偶然、
ちょっと嬉しくなりますね(笑)
豊平館
中島公園日本庭園のお隣に
豊平館はあります。
「ウルトラマリンブルー」、
こんな表現がふさわしい
爽やかな青色の外観です。
豊平館正面。
サイトの案内を抜粋すると
豊平館の歴史は以下になります。
「豊平館は、
開拓使直営の洋風ホテルとして
1880(明治13)年11月に建築し、
現存する木造ホテルとしては
我が国最古の建物であるとともに
明治、大正、昭和と3代にわたり
天皇家が訪れた由緒ある建物です。
当初は、
中央区北1条西1丁目の場所に建てられ、
1958(昭和33)年に
中島公園内に移築され、
平成23年度まで市営結婚式場として
利用されてきました。」
扁額は三条実美の謹書ですね。
三条実美さん、
幕末の政変で七卿落ち
(貴族七人が流罪となった)の後、
明治政府の中枢に入ったりと
波乱万丈の人ですが、
日本各地の神社などの「扁額」では、
しばしば謹書を見かけますので、
依頼を断らないタイプ?
だったのかも知れませんね(笑)
豊平館重要文化財指定の石碑。
桜&豊平館。
水面に映った姿もなかなかいい感じ。
サギちゃんもお出迎え。
カモちゃんもいます。
プレミアムホテル中島公園とともに。
札幌市天文台
豊平館を少し南下すると
小高い丘の上に
札幌市天文台があります。
都心に天文台とは、
ちょっと珍しいかも?
札幌コンサートホールKitara
天文台の先にあるのが、
札幌コンサートホールKitaraです。
クラシック音楽のホールで、
優良ホール100選にも
入っている優秀なホールですが、
あまり興味がないので(汗)
スルーしようしたら、
こちらの方が
立ちはだかっておられました・・
「レナード・バーンスタイン」像。
僕は偉い指揮者というくらいの知識、
妻は全く知らない人・・・
ネットで見ると、
札幌のクラシックコンサートの隆盛に
功績を残した方のようです。