叶神社(西叶神社)本殿

 

「叶」とのご縁

以前から気になっていた叶(かのう)神社。

同じ名前の神社が、

浦賀湾を隔てて東西二つある事が、

興味をそそられた理由です。

そんな叶神社を忘れかけていた頃、

昨年(令和7年)4月、

僕に叶神社を思い出させる

事件が(笑)起きたのです。

板壁に書かれた「叶」の文字。

こちらは茨城県水戸市にある、

回天館」で見たものです。

回天館とは幕末、

勤王派の水戸天狗党が、

福井県の敦賀まで進軍し、

そこで幕府に降伏した後に、

押し込められた鯡蔵(鰊蔵)を

移設した展示施設で、

ここには、

天狗党烈士が残した「叶」の文字が、

150年以上の時を超えて、

いまだに残っています。

新しい日本を夢見たものの

願いが叶わず刑場の露と散った、

烈士たちの思いが込めらた、

「叶」の文字なのです・・・

そして数年後、

江戸幕府は倒れ、明治維新となり、

水戸烈士たちの願いは叶う事に・・・

浦賀の叶神社のいわれは、

源氏再興の願いが叶う事ですが、

源氏再興を果たしたにも関わらず、

はからずも滅びてしまった

源義経らの思いも、

水戸烈士に通じるところは、

あったと感じます・・・

というわけで、

二つの「叶」が重なったことで、

これも何かのご縁と

いつもながらに前向きに考え(笑)

今年の神札は叶神社で授与する事とし

叶神社参拝と相成ったのでした!

参道

浦賀湾に面した一の鳥居からスタート。

鳥居の右側に庭が見えています。

大変綺麗に手入れされていますが、

これが何なのかは調べていません(汗)

そして、

鳥居の先にあるのが、

バカ受けする名前の歯医者です!

「浦賀ペリー歯科」。

ロゴマークは黒船です!

ペリーの末裔の方が歯医者さん?

そんなはずは・・ないか〜(笑)

それにしても

ネーミングセンスは最高です。

ペリー歯科の余韻を引きずりつつ

先へと進みます。

境内へ。

「叶神社」の幟に、

テンション上がりまくりの僕たち。

神額。

「西叶神社」

以下、案内の抜粋です。

「叶神社は養和元年(1181)

文覚上人もんがくしょうにんが京都の石清水八幡宮を

勧請して造られました。

平家の横暴ぶりを憤った文覚上人は

源頼朝と源氏再興を願い、

上人自ら治承年間、

上総の国の霊山である

鹿野山に参籠し修行を重ね、

その本願が叶ったならば神社を建立し

末永く祭祀することを誓いました。

そして養和元年に大願成就の前兆を観じて、

勝地を求め各地を遍歴した末に、

鹿野山に相対する浦賀西岸の現在地に、

社宇を建立し、文治二年(1186)

源氏再興の大願が叶ったところから、

叶大明神と称するようになりました。」

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、

市川猿之助が演じていた文覚が、

叶神社を創建した方だったとは、

びっくりですね!

イメージとして、

「胡散臭い坊主」としか

思っていなかったので(笑)

ここで改めて文覚さんの

功績を知ることができて

ほんと良かったです。

手水舎。

手水完了。

石段下の青銅製燈籠は、

天保四年(1833)の奉納です。

対になる左側の燈籠。

石段で拝殿へ。

拝殿前の狛犬(阿形)

珍しい事に反対側も阿形です。

そして、参拝中の女性から

「これ可愛いですよ!」と

教えてもらったのが、

手前の柱の影に隠れた狛犬です。

参道右側の「吽形」。

こちらが「阿形」

まるでかくれんぼしているかのように、

密かに僕たちを監視しています?(笑)

拝殿。

拝殿前の社殿案内。

手水舎横の案内が詳しいので、

以下、そちらを抜粋します。

「現在の社殿は

天保十三年に再建されたもので、

本殿、幣殿は総檜造りで、

その内部は悉く彩色され、

本殿柱は金箔朱塗り、

内部の花鳥草木の彫刻は

すべて極彩色となって居り、

扉は黒仕立蝋色塗、

内面は金箔押しと云う

華麗な装飾がなされている。

拝殿は花鳥草木の透し彫りのある

格天井となっており七十四面ほどある。

社殿四方の周囲の外部多くにも

彫刻が施されている。

これらの優れた彫刻は、

当時名工と謳われた彫刻師、

後藤利兵衛橘義光の作品である。

このように、

当時の最高に近い建築の技術の粋と

彫刻の美を備えた社殿造営の工事費は、

三千両と云う莫大な金額であったと云われ

現在、叶神社の彫刻は

横須賀市市民文化資産に

指定されています。」

向拝下の龍の彫刻、

躍動感抜群で素晴らしい!

斜めからも隙は無し!

反対側の木鼻など。

天井は全て違った形の

龍神様の彫刻ですよ!

扉。

本殿に参拝。

左から拝殿・幣殿・本殿。

ツーショト完了後、

境内社などへと向かいます。

(続く)

 

  関連記事 - Related Posts -

 

  最新記事 - New Posts -

 

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください