2020/11/01

平野神社(福岡県大野城市)

 

鳥は知っている・・・

参拝して知った事ですが、

平野神社のクスノキには

フクロウ科の一種、

アオバズクが巣を作り、

今年も巣立っていったそうです。

(渡り鳥なので)

アオバズクがやってくる神社といえば、

行橋市の正八幡宮を思い出します。

平野神社と正八幡宮に共通するもの、

それは、境内の随所からも伝わってくる、

宮司さんの素晴らしいお人柄です。

心地良く子育てが出来る清浄なる場所、

きっとアオバズクも

知っているのでしょうね。

参道

境内横の駐車場に車を置き、

社頭から参拝へ。

一の鳥居。

石のパーツを組み合わせる、

肥前鳥居的な造りだな~

と思って確かめてみると、

文化九年(1812年)寄進と

刻まれています。

社頭でいきなり古い鳥居をくぐれるとは、

有り難し!

御由緒。

京都の平野神社を勧請しています。

鳥居をくぐると右側には厳島社が鎮座。

逆光が眩しくて、

撮影が難しい(汗)

手水舎の奥から撮影した、

アオバズクがやってくるオオクス。

樹齢600年、

円周5メートル65センチ、

そして、思わず笑顔になったのが・・・

「輪切りにした場合の直径サイズは、

1メートル79センチ」

輪切りの紹介まである巨木は、

初体験ですよ!

確かに

5.65÷3.14=1.79です(笑)

次回から巨木を見たら輪切りの直径を

計算してしまいそうですね。

宮司さんに会わなくても

拝殿より一段下がったところに

社務所があります。

この日は神社の方は不在でしたが、

こんな掲示物を発見。

アオバズクへの愛、

地元、牛頸への愛、

参拝者への愛、

まさに愛情いっぱいの文章に、

冒頭に書いた思いが湧き出たのでした。

神社で撮影されたアオバズクの写真など。

宮司さんはいなくても、

人柄の暖かさを感じられるのは、

ここに見えるもの全てが、

美しい心からにじみ出た

結果だからこそ・・・

参拝前にも関わらず、

ここに来られた

満足感に浸っていました(笑)

地下水

なんと、ここには地下水が湧いています。

清浄な水があるからこそ

人もアオバズクもやって来る?

それも一理あるかも。

銀杏

もう一本の御神木、銀杏。

案内によると

ここには巨大な銀杏があり、

大正時代落雷により焼けてしまいました。

その焼け残ったところから新芽が出て、

今の銀杏になったそうです。

生命力の物凄さを具現化した

この銀杏、きっと長生きするでしょう。

御社殿

拝殿へ。

参拝。

左から拝殿、御饌殿?、本殿。

本殿。

本殿狛犬、阿形。

吽形。

奥宮

本殿の後ろの山には、

仁徳天皇を祭った奥宮が鎮座しています。

山登り開始(笑)

意外と、手強い(汗)

お社。

参拝。

仁徳天皇の有名な歌。

天皇が、民が食えない事を憂い、

税金を免除したりした数年後に

詠んだ歌だそうです。

「みんな美味い飯を食っているんだな~

安心したよ~!」

そんな意味ですね。

奥宮から下る途中の景色。

のどかで素晴らしい町です。

なんだか、仁徳天皇が歌を詠んだ

光景に似ているような・・・

絵馬堂

ここの絵馬堂、

只者ではありません(笑)

建物は比較的新しいのですが、

中身は歴史あるものばかり。

「信州 川中島の戦い」

明治26年、130年位前に

奉納されています。

三国志の一幕。

この絵馬堂にあるものは、

全てが立派な額縁に納められ、

大切にされている感が満載です。

「屋島 扇の的」

天保十四年(1843年)奉納。

200年近く前のものなのに、

褪色も少なく、素晴らしい絵馬です。

「神功皇后 海戦」

こちらも同じく、

天保十四年の奉納。

境内社など

いつもながら、

見落とした境内社も数社あります(汗)

忠魂社。

菩薩堂。

文殊菩薩 筆塚。

ツーショットで〆。

今日の御朱印

社務所は閉まっていましたが、

こんな形で御朱印をいただけました。

格子の中に手を入れて

スタンプを押します。

無事、御朱印をゲット。

須恵器の里だったんだ~牛頸(笑)

 

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