恐山菩提寺(青森県むつ市)極楽浜

 

あの世体験を満喫?

僕たちは、生きながらにして、

三途の川を渡り、

恐山菩提寺の地蔵殿でご本尊、

延命地蔵様に参拝を完了。

その後、

恐山の象徴とも言える

賽の河原というか地獄というか、

(どちらもまだ行ったことないが・・笑)

荒涼とした硫黄臭漂う空間を通過し、

湖のほとりの極楽浜という

極楽への入り口に到達。

こんな感じで、

三途の川〜賽の河原・地獄〜極楽と

恐山でしか味わえないであろう、

「あの世体験」を

大いに満喫?した僕たちでした(笑)

此岸しがんから彼岸へ

此岸とは「この世」、

彼岸とは「あの世」の事。

こちらの地蔵殿のすぐ左側に

彼岸への門が待ち構えています

出没注意!」

お〜これはビックリ!

この看板見ただけで、

もはや

彼岸に行ってしまった気分ですよ(笑)

熊にどうやって注意するのか・・

熊鈴も無いし、対策はゼロですが、

お地蔵様に運を任せて柵の中へ。

慈覚大師堂

門を入るとそこは

灰色の世界・・

見た目と硫黄臭で、

地獄を感じます(笑)

月に着陸したみたいな

雰囲気でもありますね!

参拝したけど、

供養塔だったかな?忘れた・・(汗)

ここは広過ぎて、

全部巡る時間も気力も無いので、

まずは、お寺の開基である

慈覚大師円仁さんを祀る

大師堂を目指すことに。

無間地獄。

遂に地獄に

足を踏み入れてしまった(笑)

硫黄が湧き出る場所には、

何故か賽銭が置かれています。

その後、程なくして、

慈覚大師堂に到着。

石積みに立てられた風車、

華やかな演出になっていますね。

昔のお百姓さんのような?

慈覚大師円仁さんに参拝。

大師堂の背後に建つ、

「大師説法の地」碑にも参拝。

八角円堂

ここからはちょっと楽な下坂。

やはり別世界感半端なし。

「人はみな

それぞれ悲しき過去を持ちて

賽の河原に 小石積みたり」

そう刻まれた石碑にもまた、

小石が積まれています・・・

「それぞれ悲しき過去を持ちて」

確かにその通りですね・・・

千手観音に参拝。

八角円堂に到着。

本殿に対する拝殿的な並びの香炉。

八は縁起の良い数字だから

八角なんでしょうか?

仏教建築はよく知らないけど、

奈良の興福寺の南円堂なども

八角円堂ですしね!

扁額は「地蔵堂」。

極楽浜

八角円堂に背を向けて

まっすぐ行くと、

目的地の「極楽」が待っています。

宇曽利湖(うそりこ)へ。

「極楽浜」。

この文字を見ただけでも

極楽に来た気持ちになれます(笑)

まずは東日本大震災供養塔に参拝。

極楽浜と小さなお地蔵様と風車。

妻は、ここで何かを感じ、

涙していました・・・

極楽浜の浜辺・・

硫黄の成分でお魚さんは

住んでいないそうです。

動画でも極楽浄土を撮影。

極楽気分の二人(笑)

五智山展望台

次に五智山展望台へ。

胎内くぐりもあるようですが、

僕たちはスルー。

もうすぐ展望台入口。

到着。

宇曽利湖を俯瞰。

湖の端っこに三途の川が見えています。

五智如来に参拝。

恐山の仏像は、

皆さん頰かむりをしていて、

素朴感満載。

心がほっこりしますね。

此岸へ

ここからは現世、此岸へと戻ります。

もうすぐ総門。

三途の川に別れを告げ、

ここからまた現世で

思い切りあくせくするとしますか(笑)

 

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