筑後川昇開橋(大川市・佐賀市)

 

愛情あってこそ残されるもの

橋の案内看板によると、

筑後川昇開橋は昭和10年、

国鉄佐賀線の鉄橋として竣工し、

昭和62年の廃線まで稼働しています。

廃線となれば通常、

橋は撤去されるのですが、

地元の方々の愛着と郷愁の念は止み難く、

その保存運動により、

平成8年、遊歩道として

生まれ変わり、

その後、平成15年には、

国指定重要文化財となっています。

廃棄される運命だった橋が、

国の大切な宝物として生き残ったのは、

ひとえに地元の方々の「愛」だったのでしょう。

筑後川昇開橋へ

風浪宮から車で数分、

筑後川昇開橋公園の

駐車場に到着です。

地方ならではの広々した無料駐車場。

有り難し(笑)

大川市観光案内図。

筑後川昇開橋展望公園の案内。

昇開橋の真ん中が上がっている時を

イメージしたデザインですね。

橋へ。

レンガ敷が鉄道のレールのように

色分けされています。

幸福の鐘。

筑後若津駅跡地。

こちらも橋をイメージしたモニュメントです。

案内。

福岡県側から佐賀側へ。

昇降稼働時間が書かれていますが、

係の方は、この時間に関係なく、

通行人が数人たまるごとに

気軽に昇降させてくれ、

維持費は少し気になりますが(笑)

そのサービス精神は、嬉しい限りです。

先へ。

ふっと左側の岸辺を見ると、

サギちゃんがお出迎え。

昇降装置までは、

思った以上に距離があります。

もうすぐ関所(笑)

早速係の方が、

昇降実演をしてくれます。

これで船も無事通過・・・

いや船はいませんが(笑)

川の上流方面の景色を撮影。

あの中洲っぽい場所から

ここを撮影してみたいと思ったので、

後から行ってみることに。

佐賀県川から撮影。

福岡県側に戻って、堤防へ。

「えつ伝承碑」。

弘法大師渡船場跡。

弘法大使が「えつ」という魚を教え、

ここの人々が潤ったというお話(超訳)。

「筑後川若津港近代化遺産案内」

ここで注目なのは、

福岡市の路面電車は、

若津造船所において、

船大工が作っていたということ。

伊勢の神宮、内宮の宇治橋をはじめ、

船以外にも多くのものを

造り出す船大工さん

まさか電車までも作っていたとは、

船大工さんの技術、どんだけ~(笑)

堤防から

そして、車で、さきほど橋から見た

中洲っぽい場所へと向かいます。

お~見える!!

橋を真正面から見られるのは、

ここからか、

ドローンかのどちらかでしょう(笑)

ズームして撮影。

現在昇降中ですね。

テンション上がって、

橋をバックにツーショットを完了。

筑後川昇開橋を今に残してくれた

地元の皆様方の愛情に感謝です!

今日のビリビリ

橋の欄干に張られた

鳥害防止用の電線。

電気が流れているのを知らずに

妻が手をあててしまい、

「これ、ビリビリ来る~!」

と笑っていましたが、

静電気がこの世で一番怖い僕は、

妻のその一言だけで、

ビリビリ感じた気がしました(笑)

 

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