永平寺(福井県)承陽殿

 

永平寺の思い出

除夜の鐘を聞こうと、

友人と車で永平寺に行く途中、

大雪のため、

武生インター近くで立往生し、

食べ物も水も無く、

雪に埋もれて2日目に届いた

救援物資のパンで食い繋いだのは、

今から43年前のこと。

これが56豪雪と言われる大寒波で、

もちろん永平寺も除夜の鐘も無し・・

全く永平寺には行っていないのに、

「永平寺の思い出」は、

強烈に残っているのですから

人生って面白いものですね(笑)

順路

まずは永平寺のパンフレットの

案内図を確認。

今回は、

僧堂〜仏殿〜法堂〜承陽殿を

巡ります。

僧堂

僧堂は回廊のすぐ横なので、

建物との距離が取れず、

案内のみを撮影。

僧堂は、雲水うんすい(修行像)たちが

坐禅・食事・睡眠する場所なので、

「雲堂」とも呼ばれるのかな?

(勝手な推測)

仏殿

次に仏殿へ。

中雀門から撮影した仏殿。

「中央には曹洞宗のご本尊である

お釈迦様が祀られており、

向かって右側からそれぞれ

過去・現在・未来の

三世を現しています。

また正面上に「祈祷」の額が

掲げられているように、

昼や晩のおつとめでは

世界平和や万民安楽を

お祈りしております。」

(パンフレットより)

仏殿の案内よりも背後の

喚鐘(梵鐘)の方が気になるな〜(笑)

先ほどの案内に補足すると

須弥壇上の真ん中、

本尊釈迦牟尼が「現在」

左右の、

阿弥陀佛が「過去」、

彌勒佛が「未来」を表すようです。

法堂(はっとう)

法堂は七堂伽藍の

一番高い場所に位置しています。

下段の回廊から撮影。

こちらは逆方向、

法堂から見た回廊、仏殿など。

案内を書き出すと、

以下になります。

「天保14年(1843)の改築で

間口18間、奥行14間、約420畳敷で、

七堂伽藍中最大の建築物である。

正面中央奥には

聖観世音菩薩が祀られている。

本来は説法の道場であるが、

今では、朝課(朝のお勤め)や、

各種の法要儀式が行われている。」

須弥壇の聖観世音菩薩に参拝。

注目は上品な狛犬四頭。

承陽殿

恐らく永平寺で最も大切な場所は、

ここ承陽殿でしょう。

パンフレットを書き出すと

以下になります。

「道元禅師を奉祀する御真廟で、

正面の階段を登った所に本殿があります。

「承陽」には仏法を承け

伝えるという意味があり、

日本曹洞宗の発祥の地として

曹洞宗の聖地とでも言うべき場所です。」

法堂から回廊で承陽殿へ。

外側から見た承陽門。

承陽殿正面の軒唐破風が見えています。

承陽殿を背にし、

内側から撮影した承陽門。

道元禅師にお参り完了。

内部は撮影禁止なので、

扁額のみ撮影。

(続く)

 

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