袋田の滝(茨城県大子町)第2観瀑台

 

相互補完

袋田の滝第2観瀑台は第1観瀑台よりも

50mほど高い位置にあり、

四段ある滝のほぼ全体が見渡せます。

訪問前のイメージでは、

高い位置から滝を俯瞰できる第2観瀑台が

観瀑のメインかと思っていたのですが、

実際に訪問してみると

そうではなく、

2つとも巡ってこそ、

「袋田の滝体験が完結」するという、

相互補完の関係だという事を

強く感じました。

その理由は「耳と目」です(笑)

より滝に近い第1観瀑台では、

全体像は見えないものの、

滝との距離が近く、

その轟音をダイレクトに肌で感じられ、

耳の奥まで響いて来ます。

また、

滝から少し離れた位置の第2観瀑台では、

滝の音は小さいものの、

滝の全体像を見られ、

目に飛び込んでくる光景に感動し

その雄大さを満喫する事ができます。

ということで、

観瀑台は二つあってこそ、

一つの思い出になるのです・・

第1観瀑台完成から

約30年近く経過した平成20年、

新たに高い位置の

第2観瀑台を作った主旨は、

これだったのかも知れませんね。

第2観瀑台

第1観瀑台の轟音を後に第2観瀑台へ。

第1観瀑台の出口付近にある

「四度瀧不動尊」に参拝。

いよいよエレベーター入口です。

何だか地下壕司令部みたいで、

テンション上がります。

素晴らしい絵柄!

上へ。

平日の朝なのに、

観光客は多めです。

ここにもあります「恋人の聖地」。

滝の中にハートマーク、

探すのはちょっと難しいか・・な?(笑)

「譲り合って撮影見学して下さい」

ということで、

空きが出るまで待機。

そして、僕たちの順番が・・

お〜これは素晴らしい!

四段の滝、

しっかり見えてますね!

入口の案内に書かれていた、

「約1500万年前の火山角礫岩層の

大きな節理・断層に沿って

河水が流れ落ち、西方の凝灰質砂岩等を

侵食することにより形成された」

こんな文言を全く思い出す事もなく(笑)

一心に滝を凝視するばかりです・・・

音は小さいものの

全体を見られるなんて、

嬉しい限りですよ!

下段をアップ。

上段をアップ。

動画で滝壺から上段まで、

全体動画で撮影。

吊り橋

第1観瀑台、第2観瀑台と巡った後は、

滝壺の下流に架かる吊り橋を目指します。

吊り橋へのエントランス。

ここを一旦出ると、

再入場の際には

チケットの提示が必要ですが、

僕は捨てていなかったので、

セーフでした(笑)

トンネルを出た途端、

こんな光景に出くわします。

左の第1観瀑台と滝は、

こんなに近いのですから

轟音が耳に残るはずですね!

吊り橋へ。

この吊り橋、

僕たちが訪問する直前に、

リニューアル工事が完了していますので、

一番安全な状態で渡れた・・かも?(笑)

真新しい板を踏みつつ対岸へ・・

吊り橋の中程から撮影。

垂直にそびえ立つ柱状節理、

その下を流れ落ちる滝、

この圧倒的な自然の姿、

たまらんですな〜!

逆に第1観瀑台から見た吊り橋。

この橋を体験して思ったのは、

ここは第3の観瀑台としての

機能を果たしているという事です。

第1、第2観瀑台からは見られない、

絶壁の柱状節理と滝壺までが

満喫出来るのですからね!

あえて命名するならば、

「吊り橋観瀑台」でしょうか(笑)

吊り橋から下流方面を撮影。

渡り切って、回れ右して撮影。

帰りの吊り橋上にて

ツーショット完了。

名物を食す

袋田の滝、想像以上に、

心に響く滝でした・・

が、

その分お腹が減ることに(笑)

滝川の対岸には、

僕たちが駐車している

瀧本屋本店が見えています。

ここで1.500円以上使えば、

500円の駐車代が

無料になるという事もあり、

ここで昼食をいただく事に。

紙に自分たちが頼む料理を書いて、

店員さんに渡すという、

超レトロなやり方に、

僕も妻も大感動!(笑)

いいな〜アナログ!

僕は大子町名物、

しゃも(軍鶏)の手羽先入り、

「奥久慈しゃも けんちんそば」

妻も名物が入った、

「奥久慈しゃも ラーメン」。

名物は美味し!

ラーメンも美味し!

これで腹ごしらえも完璧。

次なる目的地、水戸へと出発です。

 

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