飯盛城(大阪府)石垣・楠公寺

 

幟(のぼり)

飯盛城の大東市側(南側)には

二種類の幟が立っています。

「祝 「天下人」三好長慶の城

国史跡 飯盛城跡」

令和三年、国史跡に指定された

お祝いムードが満点ですね!

「三好長慶公生誕500年

按成一剣定天下」

念の為、大東市の住民票で

生年月日を確認してみます。

大永2年2月13日

(西暦1522年3月10日)。

なるほど〜!

今年で502歳です(笑)

しかし、

住民票に趣味・特技を記入する欄なんて

あったかな?(笑)

ルート

飯盛城の石垣は、

多方面に散在しているのが特徴で、

お城の俯瞰図で見ると、

そのナンバリングは

94まで確認出来ます。

(もっとあるのかも?)

到底全部見るのは不可能・・・

でも見たい・・・

そして、

石垣好きではあるものの、

気力と体力が無い僕の出した答えは、

「帰り道、ついでに見よう」です(笑)

俯瞰図に記した赤丸の石垣1と69、

さらに石垣94の2箇所巡り、

その足で黄丸の楠公寺なんこうじに参拝し

そのまま麓の駐車場へと

ただひたすら下っていく、

まさに楽勝ルートですね(笑)

石垣

絶景を堪能したお城の北端から

Uターンし南端の

駐車場を目指しスタート。

途中石垣を発見。

ここでVRを見ると・・・

お〜これは素晴らしい!

戦国時代はこんな所だったんだ〜!

反対側の斜面もVRは再現してくれます。

やっぱ凄いな、

大東市のVRアプリ!

そして、

次にまた本物の石垣を発見。

見事に残っていますね!

野面積みの素朴さがたまらん!

妻は石垣に手をあて

三好長慶の魂を感じています?(笑)

分岐を楠公寺方面へ。

「石垣94」は崩壊防止柵で、

囲まれていますが見学できたので、

良しとしておきましょう!

楠公寺

少し行き楠公寺に到着。

寺頭。

本堂にて参拝。

菊水紋の彫刻と扁額。

由来を抜粋すると

以下になります。

「正平三年一月五日

南朝の忠臣楠木正行くすのきまさつらひきいる一軍と

賊将高師直こうのもろなお、四條畷にて戦う。

その戦いにて桜と散った人々の冥福と

普提を弔う為此の地に一字を開山。

時に昭和二十三年

飯盛山妙法寺改め楠公寺とす。」

やはり楠公寺からすると

足利尊氏側の高師直は、

「賊将」となるのですね。

楠公寺の門前にある石段。

名前は「地蔵階段」。

ここを遥か登った所に

八大龍王・白龍大明神が

鎮座されていますが、

体力の限界に来た僕たちは

ここで遥拝するのが精一杯・・

と、その時、

木々の間から太陽が出て、

僕たちを照らしてくれたのです!

「いいんだよ、遥拝で!」

そう言ってくれたのかな?(笑)

飯盛城散策の最後に

お日様のご利益、

これは三好長慶公のお見送りでも

あったのかもですね!

 

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