2018/02/23
二条城の旅(京都市)其の弐
外堀も残っている二条城
現在、日本には何千ものお城があります。
正確には城跡になるでしょうが、
ここではお城と表現します。
戦国時代というものがあったから
そうさせたのかも知れません。
その中で今の世の中に残っている
お城も多くあります。
ただ、天守閣(天守)だけだったり、
内堀より中側だけだったり、
お城の一部のみが残っている
お城がほとんどで、
その全体がそのままの状態に近く
見られるところはほとんどありません。
多くの都市部にあるお城は、
市街地の一部に組み込まれているのです。
その中で外堀も含め、
全体が残っている希少なお城が
この二条城なのです。
しかも二の丸御殿は
江戸初期に作られたそのままですし、
その他の遺構もたくさんあります。
だからこそ時間をかけて
じっくりと見たいのがお城マニア(笑)
外堀を一周するだけで、
大いに観光を楽しめた気分になれるから
超リーズナブルに出来ている(笑)僕です。
西門へ
西北隅櫓からまたテクテクと
歩き始め、西門に向かいます。
西門。
以前は橋が架かっていたようです。
ここから歩いて西南隅櫓へ向かいます。
西南隅櫓
西南隅櫓から南中仕切門方面。
二条城の外堀の形を空から見ると
凸の文字の形をしていて、左右対称です。
ここはその凸の左真ん中の
折れ曲がった場所辺りになり
昨日のブログで紹介しました
「北中仕切門」の丁度真反対にあたる
「南中仕切門」の部分になります。
そのお堀で気になったのがこの鳥です。
僕たちはこの鳥を
クロサギだと思っていたのですが、
水かきもあるし、
泳いでいる姿が水鳥っぽいし、
なんかサギっぽくないな〜と感じ
調べてみたら「カワウ」という
鵜飼で魚を捕る鵜の一種だという事が判明!
鳥の知識まで増やしてくれる二条城を作った
徳川家康はホントに偉い!(笑)
南中仕切門付近から東南隅櫓方面を臨む。
東南隅櫓に歩いて行く途中、
南門が見えて来ました。
この南門は大正天皇の即位の際開かれた
祝賀会の会場として二条城が使用された時に
作られたものなので、
大正4年ごろの建築です。
江戸から大正まで時代を超えて
いくつもの建築物があるという点でも
二条城というのはとても貴重ですね!
そして、起点だった東南隅櫓に到着。
これで二条城の外堀を
一周完全制覇です(笑)
そしてそろそろ集合時間、
さあ、ガイドツアー、楽しむぞ!
今日の面白写真
西南隅櫓と南門の中間にあったトイレ。
お城には良くある形の
何の変哲もないトイレですが、
男女のマークの男性側がちょっと…
ゴ、ゴリラ用か〜?(汗)
まあ、僕はかなりゴリラ体型ですが(笑)
男性用という意味で
取り付けられたのでしょうね〜。
しかし、
どうみてもこのシルエットはゴリラ!
そして、僕もゴリラ用のトイレで
すっきりしました(笑)