小牧山城(愛知県小牧市)後編
土地と建物は寄付
小牧山城の案内によれば、
江戸時代、尾張徳川家の領地だった、
小牧山城の土地は、
昭和二年、徳川家から寄付され、
その後、昭和四十三年、
平松茂翁が私財を投じて、建設、
寄付されたものが、
山頂の模擬天守風な建物、
小牧山歴史館です。
土地はともかくとしても、
50年もの長い間親しまれている
現小牧山城を建てた平松氏の
生き様に感動してしまいます。
主郭へ
山頂の天守(こう呼びます)の閉館は、
16時30分で、
入城は16時15分まで。
僕たちが麓の小牧山城史跡情報館、
「れきしるこまき」を出たのは、
既に16時過ぎ。
従って、山頂までは一心不乱に(笑)
通り駆け上がるしかありません。
そこで選んだのが、
「最短コース 急な階段がつづく
(あと200m)」
と書かれたルートでしたが、
少し登るといきなり表れたのがこれです。
これは痛い!
最短コースは通行止めです。
あ~時間が無い~(汗)
「ご理解とご協力の程・・・」
このお願いの通り、
迂回して、駆け上るしかありません。
何とか主郭に到着。
案内を読む間もなく天守へ。
それでも転落石だけは撮影。
天守へ。
この人が土地を寄付した徳川さんです。
これも読むのは後回し。
16時10分、
何とか間に合った~!
最上階以外、
展示物は全て撮影禁止なので、
とりあえず階段を撮影(笑)
思った以上に小綺麗で、
素晴らしい天守内部です。
最上階。
この時間、
僕たち二人だけの貸し切り状態ですが、
閉館まではあと5~6分、
という事で大至急、外の景色を見ます(笑)
北側、犬山城方面。
北側、長久手古戦場方面。
南側、名古屋城方面。
雲がかかっていますが、
肉眼では名古屋駅の
高層ビル群も見えます。
西側、伊吹山、関ヶ原方面。
せっかくなので、
長久手古戦場方面を
バックにツーショット。
この時、既に時間は16時28分、
職員の方に迷惑はかけられないので、
階段を駆け下りて、出口へ。
ふ~、とにかく入れた~と安堵(笑)
あとは、遺構を見ながら
駐車場へと向かいます。
石垣を構成していた転落石は、
かなり沢山あります。
石垣の遺構。
石垣の裏込石。
巨石石垣の説明。
虎口の説明。
これが虎口かな?
搦手口。
ここから駐車場へはあと少し。
大手道などは行けなかったものの、
予定していた天守と、
れきしるこまきを体験出来て大満足。
小牧山城の超スピード散策は、
これにて完了です。
今日の気付き
現地では何も考えず撮った写真。
ブログを書いている今、
気づいたのがこちらです。
ベンチの前の落ち葉をよく見ると
「I ♡ Y」の文字に集められていますね!
アイラブユーって読むのでしょう。
ここでツーショット撮っておけば良かった?
いや良くないか~(笑)