都井岬(宮崎県串間市)

 

江戸時代以前の馬

宮崎県最南端に位置する都井岬。

都井岬と言えば、

やはり「馬」でしょう(笑)

「国指定天然記念物

岬馬およびその繁殖地」

案内板の奥にも

馬が既に見えていますね!

案内を要約すると以下になります。

「江戸時代に高鍋藩の秋月家が、

軍馬の生産を目的として

牧場を設けたのが始まりとされ、

体高120〜130cm、

体重250〜300Kg程度で、

当時の武士の馬が品種改良されずに

生き残り、野生化したのが岬馬です。」

貴重な日本古来の馬が

ここに生息していたのですね!

串間市が、現在の日南市である

お隣の飫肥おびではなく、

ここから北に約100km、

都井岬からは遠く離れた高鍋藩の

「飛び地」だったことは、

高鍋城の訪問時に知っていましたが、

まさかそこが、

都井岬の馬のルーツだったとは・・。

今の世に日本古来の馬を残してくれた

高鍋藩さん、グッジョブですね!

都井岬・小松ヶ丘広場

「駒止の門」と名付けられた

牧場入り口ゲートで協力金を払うと

小冊子が貰えます。

これが、なかなか秀逸で、

御崎馬(岬馬)についても

詳しく紹介されています。

一部書き出してみると

以下になります。

「長野県の木曽馬や

北海道の道産子などとともに

日本在来馬と言われ

縄文時代後期から

弥生時代中期にかけて

中国大陸から導入された

モンゴルの野生馬

「モウコノウマ(蒙古野馬)」が

その起源とされています。」

そして、ビックリしたのが、

馬の視界です。

なんと350度もあるんですよ!

野生で生きるためには、

全方位警戒が必須だからでしょうか?

駒止の門から少し走ると、

すぐに小松ケ丘広場という

「都井岬にキター」って感じの

絶景場所に到着します。

野生馬なので、

人間に慣れていないそうですが、

草を一心不乱に食べてるからか、

近づいてもお怒りにはなりません(笑)

撮影スポット。

撮影台が設置されているお陰で、

距離感のあるツーショットが

簡単に撮れます。

山頂

少し体力を使いそうですが、

せっかくなので、

山頂を目指してみます。

なだらかな丘のように見えますが、

歩いてみると

思ったよりも高いのです。

この光景、のどかだな〜!

親子馬が近づいてきた〜!

結構きつい(汗)

頂上付近に到着し、

喜びのあまり、

ハイジャンプする妻。

まるでムササビみたい?(笑)

そして、

頂上からは360度の

パノラマが広がっています。

北側、都井岬の「付け根」方面。

北西側、

日向灘・小崎鼻方面。

西側、

御崎神社、都井岬灯台方面。

東側、志布志湾方面。

最後に

上半身を330度位回転しながら

動画を撮影。

体をひねりそうでしたが、

ちょっと無理してみました(笑)

 

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