御崎神社(宮崎県串間市)

 

断崖絶壁に建つ意味

御崎神社の本殿が鎮座するのは、

都井岬の海岸に突き出た

断崖絶壁の中ほどで、

社殿の半分は岩の中に入っています。

何故ここに本殿を建てたのかは、

由緒などでも書かれていませんが、

御祭神が「海の神様」なので、

神様がいつでも大海原を眺められるよう、

海の側の断崖絶壁を

鎮座地としたのかも知れません。

パカラパカ

岬馬の生息地、

いわゆる「都井岬の定番」スポットから

岬の先端を目指していくと

真新しい施設が現れてきます。

バス停、「パカラパカ」。

この響き、馬の歩く姿を

思い浮かべてしまいますね(笑)

「都井岬観光交流館 パカラパカ」

ここは展示や映像で

都井岬の紹介をしたり

お土産などの販売、

そしてレストランも併設された

ビジターセンター的な施設で、

僕たちはトイレ&土産タイムとして

利用させていただきました。

パカラパカからは、

岬の先端に位置する

「都井岬灯台」も見え、

景色を楽しむだけでも

立ち寄る価値はありますね!

御崎神社

神社へ向かう途中、

野生馬(岬馬)が

道路を横切ったりして、

「都井岬ロード」を満喫しながら

御崎神社に到着。

一の鳥居。

海辺へ向かう参道。

ソテツが沢山あるな〜

なんて思っていたら、

なんとこのソテツさん達、

「都井岬のソテツ自生地」として

国の特別天然記念物に

指定されていたのです。

(神社の案内で判明)

さらに下って木橋へ。

もうすぐ拝殿。

本殿へは神主さんなど、

特別な人しか行けません。

御崎神社の御由緒など。

案内を要約すると

以下になります。

「宮崎観光遺産 御崎神社

祭神

底津綿津見命そこつわたつみのみこと

中津綿津見命なかつわたつみのみこと

上津綿津見命うえつわたつみのみこと

(イザナギが黄泉国から戻って

禊をした時に生まれた神様達です)

由緒

旧称を御崎三社大権現といい、

元暦元年(1184)土持信森が

この地に来て祠官となり現代に継承。

信森が初め島津忠久に

由緒を申達して以来、

領主歴代神領を寄進し

尊崇篤かった古社である。」

江戸時代、ここの領主だった

高鍋藩の秋月氏も

崇敬していたのでしょう。

本殿と日向灘。

拝殿から本殿を参拝。

この鳥居、石造の柱に

木製の笠木、貫という、

ミックスタイプなのが

なんとも素朴で、

いい味出してますね〜!

ズームで本殿を撮影。

本殿・拝殿をバックに

ツーショット完了。

参道を戻って、

都井岬灯台を目指します。

 

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