村岡総本舗羊羹資料館(佐賀県小城市)
小城羊羹(ようかん)
福岡で育った僕は、
子供の頃から小城羊羹を知っていました。
だから小城市と言えば頭に浮かぶのは
小城羊羹(笑)
逆にそれ以外は全く知らない小城市です。
今回、その小城市にある
大楠や須賀神社を訪問するにあたり
ネットで場所を確認していると
村岡屋総本舗本店の
「羊羹資料館」なるものを発見!
なんじゃ~これは~?
興味を惹かれた僕は、
当然行きました(笑)
羊羹資料館
須賀神社の前、
そして千葉城の前、大楠の前・・・
要するにこれらみ~んなと
ご近所様の村岡屋総本舗本店です。
この写真がご近所の証明(笑)
村岡屋総本舗本店と
村岡屋総本舗羊羹資料館。
須賀神社参道横に駐車場があり、
その向かいがお店となっています。
レトロな建物に味のある文字。
本店と資料館は、佐賀県遺産
さらに資料館は国の登録有形文化財に
指定されています。
羊羹資料館1階部分は
おもてなしスペースとなっていて、
まるでお茶会会場みたいだな~と
見入っていたら、店の方が
抹茶と羊羹を持って来てくれました。
寒~い日だったので、
温かい抹茶が体に染み入って
ホッと一息つけます。
そして、妻も小城羊羹をパクリ(笑)
身も心もリフレッシュしたら
二階の資料館へ進みます。
羊羹に関する多くの展示があります。
羊羹略年表
司馬遷の史記にも
既に羊羹は登場しているほど
2000年以上もの
歴史があるようです。
こんな統計を総務省がとっているのが、
面白いですね!
佐賀県は羊羹県と言ってもいいでしょう。
昔の羊羹製造器具。
木型。
色んな羊羹の中に
ひときわ目立つ
大きなグリコキャラメルの箱。
何でここにグリコが・・・(笑)
ラベルの歴史。
バナナ羊羹って、
意外と昔から作られていたんですね。
羊羹博物館の見学を終えた僕たちは、
隣の本店で自分たちへの(笑)
お土産を買います。
スタンダードな小城羊羹と
来年の干支が入った
一口サイズの羊羹を購入。
羊羹資料館での抹茶+羊羹の
おもてなしにも感動しましたが、
お店でも押し付けでない接客、
そして、
熱~いほうじ茶と
羊羹の試食で、大満足。
歴史を刻み、
世の中に長く必要とされている企業の
真骨頂を見せてもらったのが、
ここ村岡屋総本舗本店でした。
村岡屋総本舗本店のトリビア
佐賀が誇る書家であり、
僕たちが、
肥前さが幕末維新博覧会で知った
中林梧竹の書が店にあります。
僕たちが見た
偉人モニュメントになっている中林梧竹。
達筆すぎて何と書いてあるのかは、
全く分かりませんでしたが(笑)