元祖 吉野屋「和カフェ」(佐賀市)

出会いの顛末
僕たちの旅は基本、
「グルメじゃない旅」(笑)
なのでお洒落なお店や、
インスタ映えするスイーツなどとは、
ほぼ無縁なのですが、
今回は偶然にも、
素晴らしい「グルメ」との
ご縁をいただけました。
川上峡の西岸に鎮座する與止日女神社。
右の赤い橋を渡って神社に行く前に、
東岸から社叢を撮影したのですが、
ここで妻の雄叫びが(笑)
「めっちゃ喉渇いた〜
かき氷食べた〜い!」
僕も同じく喉がカラカラだった事もあり
どこか売店でもないかと振り返ると、
いきなりあったのです!
「元祖 吉野屋」とあります。
「氷」の旗が出ているから
きっとかき氷もあるはずと思い、
吸い込まれるようにしてお店へ・・
以上、
予備知識ゼロで見つけた
「元祖 吉野屋」との
出会いの顛末でした(笑)
白玉恵比須
佐賀は「恵比須(恵比寿)様」が
街角の各所に鎮座される、
まさに「えびす様の町」。
当然ながら?
ここにもいらっしゃいました。
お店前の「白玉恵比須」。
御由緒を書き出すと以下になります。
「先の細長い立派な烏帽子をかぶり、
ふっくらとした福耳の恵比須さんです。
左の小脇にはもちろん鯛、
そして右手には歴史ある
川上峡名物・白玉饅頭。
なんとも美味しく思わずほっぺが落ちそう、
と大満足の微笑みです。
街なかと比べると、
不思議と時間の流れもゆっくり。
美しい川上峡を眺め、
上機嫌で鎮座されています。」
「元祖 吉野屋」のサイトによると
「白玉饅頭の由来は、神功皇后の妹、
與止日女(よどひめ)が
川上神社に参られた際に献上された離菓子で
「この様に白く玉のような子供を
授かりたいものだ」と言われたことから、
白玉饅頭と名付けられました。」
このように記されていますので、
お店の向かいに車を停めて撮影したのは、
偶然ではなく必然、
やはり與止日女神社さんの
お導きという事で確定しておきます(笑)
御神木の前
ここで吉野屋の立地を少々・・
こちらは後ほど行った
與止日女神社境内から見た
「元祖 吉野屋」です。
吉野屋さんの向かいには、
樹齢1400年と言われる
御神木の大楠がそびえています。
こんな霊木に見守られている吉野屋さん、
ホント神がかり的過ぎますね!
店内
お店の専用駐車場に車を停め店へ。
店の前。
ここで見つけたのが、
こちらです。
「川上峡手筒花火」
印鑰神社前のケーキ屋さんで見て、
僕たちのテンションを爆上げした
手筒花火のポスター、
ここにもあるとは驚きですが、
この後店内で、
さらなるビックリと遭遇することに!
お〜手筒花火だ〜!!
素晴らしい写真ですね!
手筒花火発祥の地、
愛知県豊橋に行った時、
市役所での手筒花火体験が
強烈な印象に残っている僕たちにとって、
この写真はたまらんですよ(笑)
ちなみにこちらが、
豊橋市役所での「体験」です。
店内の壁にも手筒花火パネルが満載で、
川上峡の中心的なイベントとして、
大いに盛り上がっている事を知り、
まだ「かき氷」を注文する前から、
めっちゃはしゃぐ僕たちは、
「異常にテンション高くて変な客」と
思われたに違いありません(笑)
お洒落な店内は、
カップルやグルメ女子たちで、
ほぼ満席です。
ここは葉隠発祥の地らしく、
「葉隠四誓願」の額もあります。
ついにメニューを拝見(笑)
僕は「きなこ小豆(黒蜜掛け)」。
白玉饅頭は頂上に一つ、
氷の中に一つの合計二つ。
白玉饅頭という名前ですが、
いわゆる「団子」で、
団子好きな僕たちは、
かき氷とのコラボに狂喜乱舞です(笑)
妻は「抹茶あずき」。
大きなソファーで寛ぎながら、
かき氷にかぶりつく妻。
きなこも最高!
天皇陛下も食されたという白玉饅頭、
とっても美味しく頂きました!
お腹もしっかり冷えて(笑)
パワーを回復した妻。
白玉饅頭入りのかき氷、
暑い日には超オススメです!