沼八幡神社(北九州市)

 

神社の印象

多くの神社を参拝しても

ずっと記憶に残る神社もあれば、

忘れてしまう神社もあります(汗)

記憶に残る神社はどんな神社なのか?

それは神社規模の大小ではなく、

境内に佇み、

清々しい気持ちになれた神社と

事件が起きた神社」です(笑)

社頭

沼八幡神社には、

わかりやすい場所に

神社専用駐車場があるので、

安心して参拝が出来ます。

一の鳥居。

両脇に、狛犬と思ったら、

何やらちょっと違うような?

ライオンだ~!

立髪も凛々しいオスですね。

神社でライオン、

これはまさに、事件です!(笑)

吽形も同じくオス。

いきなりの事件発生で、

テンション上がって来ました。

県指定無形民族文化財、

「沼楽」の案内。

社号標ではなく、

ん〜何でしょう?

「天細女」の文字があるので、

アメノウズメノミコトを表しているのか、

それとも猿田彦大神の奥さんなので、

ここでは導きの神様的な意味合いも

あるのか・・・想像が膨らみますね。

石段を上ります。

かなり長い参道。

二の鳥居。

ここは落ち葉を燃やす煙が

立ち込めていますが、

僕たちの邪気を祓ってくれている

有り難い煙なのかも知れません(笑)

手水舎。

素晴らしい!

透明感溢れる清浄な水が流れ、

気分は最高ですよ。

コロナ対策もいいけれど、

やはり柄杓でのお手水は、

また格別です。

拝殿へ。

かなり新し目かな?

参拝。

何となく山小屋風というか、

古式ゆかしいデザインの中にも

現代的なセンスも感じられ、

見た目にも楽しませてくれます。

拝殿右側から本殿へ。

本殿。

そして、

視線を屋根の天辺に移すと・・・

お〜!

ここも小倉藩主、小笠原家の

三階菱のご神紋です。

小笠原さん、令和になっても

まだまだ御威光を放っていますね。

境内社など

次に本殿左横の境内社などへ。

天明五年(1785年)寄進の

古い手水鉢。

秋葉社。

左側は義保霊社、

真ん中はお狐様がいらっしゃるので、

稲荷神社でしょうか?

右端は、御祭神不明です。

そして、ここでの注目が

両端にいらっしゃる古~い狛犬です。

手足がくっついた造りは、

狛犬の初期型のようです。

明暦四年・・・と見える?

とすれば、1658年の寄進です!

(小倉南自治総連合会のサイトでも

明暦四年となっていましたので、

間違い無いかと思います)

吽形。

今まで僕が見た狛犬の中でも、

明暦時代の狛犬というのは、

最古級のもので、

まさか、地元福岡県に

そんな狛犬がいらっしゃるなんて、

思いもしませんでした。

狛犬に感動した後は、

ツーショットで〆。

ライオン狛犬で事件が起き、

明暦時代の狛犬に出会え、

そして、清々しい境内で癒やされ、

沼八幡神社は、

冒頭に書いた2つにピッタリ当てはまる

僕にとって忘れられない神社となりました。

(妻は多分忘れているでしょう・・笑)

 

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