須磨寺(神戸市)・仁王門

迷い道くねくね
須磨海岸を堪能した後、
JR須磨駅から山陽須磨駅へ行き、
駅のコインロッカーに荷物を預け、
リュック一つになってから、
徒歩で須磨寺に向かう予定でした。
と・こ・ろ・が、
僕が「山陽須磨駅」にあると
思い込んでいたロッカーは、
僕の勘違いで「JR須磨駅」のみに
あったのです(汗)
しかしそれとは知らず、
須磨海岸散策中、
JR須磨駅のロッカーに
預けていた荷物を出し、
それを抱えて山陽須磨駅へ・・・
山陽須磨駅に到着し、
駅構内を探しても
コインロッカーは見つからず・・
もしや駅の反対側の改札口に
コインロッカーはあるのかとの
超希望的観測が頭を支配し、
炎天下の中、大荷物を抱え、
駅の反対側まで歩くことに・・・
しかしながら駅の反対側には
改札口がなく、
結局、JR須磨駅まで戻り、
そこで再度コインロッカーに
預ける羽目に・・・(汗)
こちらがそのルートです。
坂道の登り降りで、
体力をめっちゃ奪われてしまい、
その上、
僕が足の痛みを抱えていた事で、
妻が率先して重たい荷物を
抱えるという事態になってしまい
もう踏んだり蹴ったりという事態に・・
まずは鉄道下のトンネルへ。
レトロ感あふれる、
いい感じの雰囲気に、
この時は、来て良かったなんて、
ちょと強がりな気持ちにも
なれていたかも?
後の恐怖も知らずに・・(汗)
駅の反対側に出るも
入口らしきものは見当たらず・・・
結局、くねくね回って、
再度反対側に抜けるトンネルへ。
帰りがけの駅西側のトンネル。
この時はもはや「レトロ」なんて
全く眼中になく、
大きなタイムロスと
自分の不甲斐なさに
もう泣きたい気分でした・・
しかも
体力と時間を失った僕たちに
須磨寺まで歩く気力は、
もうありません・・
残された道はあるのか・・?
一旦は路線バスを考え、
妻も一緒に必死で
考えてくれましたが、
経路がよくわからず、
結局、息を切らしながらも
JR須磨駅まで戻り、
ここで再び荷物をコインロッカーに入れ、
その後、
運よく駅前に待機していた
タクシーに乗ることに。
こちらが、
JR須磨駅から須磨寺までルートで、
料金は900円ほど。
ロスした時間と体力を
一気に取り戻すには安いもの
まずはめでたし、めでたし(笑)
参道
タクシーは、
仁王門近くに停車したのですが、
少し参道を逆戻りして、参拝開始。
ここまでは戻っていません(笑)
帰りに撮った参道入口です。
須磨寺案内図。
略史を書き出すと
以下になります。
「宗派 真言宗須磨寺派
本尊 聖観世音菩薩
沿革
仁和二年(西暦八八六年)
光孝天皇の勅命により開祖聞鏡上人が
先に和田岬海中より出現し給える
聖観世音菩薩をこの地に祀り
上野山福祥寺と号す(須磨寺は通称)
源三位頼政公
一の谷合戦後平家一門の菩提所となる
後に豊臣秀頼公の
再興現存本堂を経て現在に至る」
正覚院を通過。
延命地蔵に参拝。
仁王門
次に太鼓橋へ。
「龍華橋」(りゅうげばし)。
橋からの景色。
山門へ。
源頼政の再建というから、
800年以上前のものです。
お〜この柱、渋いですね!
この虫食いは、
800年の勲章かな?
こちらもいい感じに
虫に食われています。
柱によっては新しいものもあるので、
随時修復してきたのでしょう。
仁王像(阿形)
仁王像(吽形)
手水舎
タクシー使ってなければ、
こんなに楽しめていないかも?
なん〜て思いながら奥へ。
仁王門をくぐると
一気に視界が開け、
先を急ぎたくなりますが、
まずは右側の手水舎で、
汚れを取る事に(笑)
なんかすごい感じ・・
「五鈷水」の扁額と
柱に掲げられた「弘法岩」の文字。
期待しかありませんよ!(笑)
ミストまで出てて超気持ちいい〜!
弘法大師と言えば、
この密教法具、「五鈷杵」。
(三鈷杵かな・・?)
ここにあるだけで、
有り難さは無限ですね!
ミストの穴をアップ(笑)
動画でも撮影。
そして、
手水舎の奥へ。
千手観音。
阪神・淡路大震災追悼碑。
宝篋印塔に向かい参拝・・
皆様、
安らかにお眠りください・・・
手水舎正面、池の亀と戯れる妻(笑)
このカメだけは、
妻にから
何か食べ物をもらおうと
とにかく必死で
距離を詰めまくりでした(笑)
そして、
この後は、
「須磨寺に来た理由」である
「源平の庭」へと向かいます。
(続く)