多賀大社(滋賀県多賀町)

 

愛称

多賀大社は地元の方々からは、

愛着を込めて、

「お多賀さん」と

呼ばれていているそうです。

「お伊勢参らば お多賀へ参れ

お伊勢 お多賀の子でござる」

(多賀神社の御祭神、

イザナギノミコトとイザナミノミコトは

伊勢神宮の天照大神の両親)

こんな秀逸なキャッチコピーも、

お多賀さんと呼ばれる由来かも知れません。

多賀神社の集客をしていた

昔の宣伝マンたち、

なかなか素晴らしいと思います。

(江戸時代以前、大きな神社には

御師(おし)などと呼ばれる

旅行代理店を兼ねた宣伝マンがいました)

最近、ニックネームを禁止する

学校もあるそうですが、

ニックネームを日本語にすれば「愛称」、

「お多賀さん」、

まさに、愛ある称号ですね。

参道

安土城から多賀大社まで車で40分、

駐車場は境内の中にありました。

社頭。

多賀大社境内全図。

やはり絵図っていいですね!

「そり橋」

案内には、江戸時代前期、

寛永年間の大造営の際に

築造されたものと書かれています。

400年近く前のものですが、

今も現役で、人の通行も可能ですが、

急勾配に怯んでしまい(笑)

渡るのはやめました。

檜皮葺の神門。

何と手水舎までが、檜皮葺ですよ!

コロナ感染対策も完璧。

柄杓がなくてもこれでOK。

御社殿

お手水を終え、御社殿へ。

上品かつ荘厳とでも言うのか、

素晴らしい御社殿にうっとりです。

拝殿。

参拝。

なんか気になるデザイン。

本殿。

拝殿前にてツーショット完了。

境内社など

拝殿手前右側に建つのが、

能楽堂です。

社殿前の広々したスペースから

多くの観客が能を楽しめそうですね。

右、三宮神社、

左、聖神社。

右から、熊野神社、

天神(あまかみ)神社、熊野新宮。

寿命石。

案内を超訳すると

「平安時代、東大寺再建を

仰せ付けられた俊乗坊重源は、

寿命守護祈願のため多賀大社に参籠、

満願成就の暁に

「筵」の字の虫食いのある柏葉を授かり

二十年の延命を感得、

遂に大事を成し遂げたという。

この寿命石は上人が

霊験をいただいた際の

ゆかりの石と伝えられる」

このように書かれています。

「虫くい折れ柏」が多賀大社の

神紋の一つとして使われているのは、

この事があったからなんですね。

右、年神神社、

左、竈神社。

子安神社。

金咲稲荷大明神へ。

ここの手水舎もコロナ対策万全。

参拝。

その名の通り、

「金が咲く」金運の神様でもあります。

文化財の小径

多賀大社には多くの文化財があり

参拝者がスムーズに観覧出来るよう

それをひとまとめ(笑)にしてあるのが、

文化財の小径と名づけられたゾーンです。

ここからスタート。

「文庫」。

案内をくだいて書くと、

「彦根藩は「桜田門外の変」の後、

勤王の旗印を明らかにした。

この転向に大きな役割を果たしたのが、

多賀大社の大祢宜、車戸宗功で、

伊藤俊介(後の博文)など

長州や土佐の藩士と密議を行った場所」

このようになります。

徳川幕府設立の立役者で、

徳川四天王の一人でもある

井伊直政の末裔が、

最後は徳川を倒す側に回るというのは、

並大抵のことでは

出来なかったでしょう・・・

この時、天にいる直政は

どう思ったのかな・・・

「大釜」。

案内によると、

徳川幕府による二度の大造営の際、

記念して設けられた御湯神事の調度で、

左は、寛永拾○○(読めない)、

右は、元禄十二巳卯の文字があり、

当時のものである事がわかります。

「神輿庫」

「つり鐘」。

案内には、

「天文二十四年(1555年)鋳造。

天文五年(1536年)から

永禄六年(1563年)にかけて

室町幕府、佐々木六角氏、

浅井氏らの奉賛のもと

大々的な修造を行った時のもの」

このように書かれています。

戦国時代真っ只中なのに、

神社の修造に

気が配れること自体に驚きます。

「太閤蔵」。

「天正年間(1588年)豊臣秀吉が

多賀大社に生母の病気平癒を祈願し、

全快のお礼の一つ」

このように書かれています。

その他の境内社

多賀大社の配置は、

本殿と境内社、向かって左側に、

文化財の小径、そしてさらに左側に

もう一つの境内社群が鎮座しています。

般若院跡の案内。

夷神社。

躍動的な龍の彫刻。

日向(ひゅうが)神社。

手水舎。

御社殿前の境内。

日向神社に参拝。

御祭神は日向高千穂に

天孫降臨された

瓊々杵命(ににぎのみこと)。

本殿。

日向神社横に鎮座する神明両宮。

神宮での内宮と外宮が

ひとつに祭られているので、

両宮と名づけられているのでしょう。

内宮の御祭神は天照大神、

瓊々杵命のおばあちゃんですね。

ここまでで、多賀大社参拝は完了し、

次なる目的地、

十兵衛屋敷跡へと向かいます。

御朱印

社務所でいただいた御朱印。

これを授与していただいただけで、

参拝して良かったと思わせられるほど

達筆な御朱印に感動。

右上には「虫くい折れ柏」の

ご神紋も押印されて完璧です!

 

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