山口へ(2018年夏旅)
青春18きっぷの旅
春、夏、冬と一年に三回、
JRの青春18きっぷは発売されます。
車は便利で、二人での旅行なら
列車よりもお金はかからないし
荷物が多くてもいいし、
利点はかなりありますが、
やはり僕たちは、
列車旅の風情も大好きです。
そんなわけで、ここ数年、
青春18きっぷ使用可能期間が
やってくる度に、使っています。
1枚で全国のJR普通列車一日乗り放題、
これが5枚分綴りで、
11,850円(平成30年夏現在)。
一枚あたり2.370円で、当日限り
日本全国どこまででも(笑)行ける
素晴らしい切符は魅力的なものですから。
ただ、ひとつ残念なのは、
年ごとに使える区間が
少なくなって来ている事です。
新幹線の開通区間はJRから
第三セクターの私鉄になったりして、
別料金が発生する区間が増えています。
北海道新幹線の開通で、
青函トンネルは、
貨物を除き、新幹線専用トンネルとなり
新幹線の料金が必須になったのは
記憶に新しいところです。
また、僕にとって間近に迫った問題は、
長崎新幹線が開通すると、
長崎本線など新幹線と重なる従来線は、
どうなるのかという問題です。
間近と言っても2022年開通なので、
それまでは、
大いに楽しみたいものですが。
新山口駅へ
今回は、福岡から山口までの往復は
青春18きっぷで列車の旅を満喫し、
山口市内周辺はレンタカーで
回るというものです。
旅費としては、
福岡から車で往復するのと
あまり変わらないので、
列車まで楽しめる分、
この旅のやり方が僕たちには
メリットがあります。
下関駅から新山口までは、
JR西日本、山口方面仕様の
黄色い列車に乗ります。
いつも通りの青春18きっぷ。
今見ると、2018年8月18日と
何かゴロが良い日付ですね(笑)
新山口まで、乗り継ぎを含め、
2時間40分の旅、
日頃長旅に慣れている僕たちには
あっという間に到着した気分です。
新山口駅では何度も乗り換えを
経験してきましたが、
改札を出るのは初体験。
綺麗な駅だと思っていましたが、
改札から新幹線口までの通路も
かなり素敵でした。
なんと緑の壁ですよ!
しかも本物の植物なので、
暑い中にも清涼感を
漂わせてくれますね。
沢山の植物の写真付案内板も
設置されています。
この庭園には名前も付けられています。
「新山口駅南北自由通路 垂直庭園」
かなり長〜い名前ですね(笑)
135種類、17,000株もの
植物が育てられているそうで、
「緑の魔術師」とか
「植物の壁を作る男」などの
名声を誇るフランス人の
パトリック ブラン氏によるものです。
ここは24時間だれでも自由に
通れるようになっているのも
素晴らしいと思います。
予算もかなり必要だったとは思いますが、
こんな通路を設置する決断をした
山口市(多分)の方は凄いですね!
通路に癒された僕たちは、
レンタカーを借りるために
新幹線口を出ました。
新山口駅新幹線口。
駅を出るとすぐ右手に
目指すレンタカー屋さんを発見!
オリックスレンタカー新山口駅新幹線口店。
そして、お店に入り、
「予約していたものですが〜」と
名前を言うと、
「お客様、予約は入っておりません。
もしかしたら、
新山口駅新幹線口東店での
ご予約ではありませんか?」
何と、僕たちが入ったのは、
オリックスレンタカー、
新山口駅新幹線口西店でした。
僕がちゃんとネット予約の内容を
しっかりと見ていなかったのが
いけないのですが、
オリックスレンタカーも
本当に凄いですよね!
同じ新山口駅新幹線の両脇に
二店舗もあるとは!
地図で言えば、現在地の右と左。
僕が予約したのは右手側でした。
新山口駅新幹線口東店に到着し、
レンタカーを無事GET(笑)
ここから山口の旅は始まりです。