常磐共同墓地(水戸市)格さんの墓

 

アップデート

常磐共同墓地で特筆すべきものは、

先日書いた墓の場所を示す「」と

こちらの「標柱」です。

こちらは藤田東湖のものですが、

故人の経歴が簡潔に記されて、

一目瞭然で理解出来ます。

しかもステンレス製ですから

風雨に強いし耐久性もあるので、

これからも長く

参拝者を迎えてくれる事でしょう。

常にアップデートして、

故人への敬慕と参拝者への

細やかな配慮をされている常磐共同墓地、

お墓なのに何故か

清々しい気持ちになれます(笑)

関鉄之介の墓

ここに来るまで、

関鉄之介が何をした人なのか、

全く知りませんでした(汗)

藤田東湖の墓の案内と一緒に

この方の名前もあったことで、

新たな知識を得たと言う訳です。

ステンレス製の標柱には、

桜田門外の変志士」とあります。

この方、

井伊直弼暗殺の実行隊長で、

その後幕府に捕まり斬首されています。

こちらは3年前に訪問した桜田門です。

井伊直弼と水戸藩士、

外圧にさらされる

日本の将来を思っていたのは、

どちらも同じでしょう・・・

鉄之介さん、

明治時代になり

尊王の志士として、

従四位を贈られています。

江戸幕府からすると逆賊でも

明治政府にとっては真逆で、

尊王を命懸けで実行した、

言わばヒーローですからね!

入口。

寄り添うように建つ

夫人の小さなお墓と共に参拝・・・。

勤王の師である藤田東湖さんも

近くで見守ってくれています・・

格さんの墓

次は格さんのお墓へ。

格さんとは、

6年ほど前まで、約50年間も

放映されたテレビドラマ

「水戸黄門」の格さんですが、

モデルとなったのが、

お墓の主、

安積澹泊(あさかたんぱく)という

水戸藩の学者です。

遠くからでも幟で一目瞭然!

格さんのお墓は、

墓地の入口近くになります。

ちゃんと印籠も描かれていますね!

水戸黄門で、印籠を見せるお役目は

格さんでしたから(笑)

到着。

まずは案内を確認。

「水戸黄門漫遊記の「格さん」こと

安積澹泊の墓

明暦二年(1656)生〜

元文二年(1734)歿 享年八十二歳」

「水戸の生まれ。名は覚。

朱舜水に学び三十八歳で史学館総裁となり、

歿年に至るまで「大日本史」紀伝の

編集・校訂に力を尽くしました。

恭謙な人柄で知られ菊を愛し、

勤勉博識で、多くの著述を残しました。」

旧案内板。

ステンレス製の標柱。

安積覚兵衛覚あさかかくべえさとる(安積澹泊)」と

正式なお名前が書かれています。

格さんは、

「さとる」君だったんですね!(笑)

彰考館総裁。

お墓正面。

参拝。

格さん、

印籠を見せるだけじゃなく(笑)

めっちゃ偉い人物だったんですね!

 

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