通洞鉱山神社(日光市足尾町)
御祭神
足尾銅山の守護神、通洞鉱山神社。
境内の案内では、
御祭神などは記されていませんでしたが、
やはり鉱山の神様なので、
金山毘古神(金山彦神)でしょう。
古事記によれば、
イザナミが火の神様「カグツチ」を産み、
火傷で苦しんでいる時の
嘔吐物から成った神様です。
他にもイザナミの大便・小便から
成った神様などもいて、
神様に親近感を覚える
この手の話が僕は大好きですが、
きっと妻も大好きなはずです(笑)
ここまで書いて御祭神が違ったら
ごめんねごめんね〜!
(栃木に敬意を表しU字工事ネタで〆)
銅もありがとう また銅ぞ
鋳銭座の見学を終え、出口へ。

トロッコ列車の駅伝いに階段を登ります。

「銅もありがとう また銅ぞ」
ダジャレが効いてますな〜!
ここ、
金山や銀山じゃなくて
ホント良かった〜(笑)
拝殿・本殿
僕が常に神社と狛犬の情報源としていて、
数えきれない程お世話になっているサイト、
「神社探訪・狛犬見聞録」で、
この神社にはとても魅力的な狛犬が、
いらっしゃる事を知っていたので、
参拝の主目的は狛犬でした・・
神様、主役じゃなくて、
ごめんねごめんね〜!(笑)

横参道から既に狛犬は見えていますが、
やはり本参道からお参りする事に。

「通洞鉱山神社」
案内を書き出してみます。
「足尾銅山の本山坑・小滝坑・通洞坑の
三山にそれぞれ山神社が建てられた。
当神社は銅山最盛期の頃の
大正9年(1920)に
鉱業所がこの地に移設されたとき造営され、
以後、山神祭も盛大に行われた。
通洞坑の開発は明治18年に着手されたが、
それまで足尾銅山発祥地の
簀の子橋山神社を祀っていた。」

本参道から境内へ。

一枚岩の手水鉢。

拝殿にて参拝。

本殿は独立型。
ここでも改めて参拝。

横参道前から見た拝殿と本殿(右後方)。
狛犬
ここからが本番(笑)
まずは案内から。

「狛犬」
「愛嬌のある独特な顔のこの狛犬は、
寛保3年(1743)に彫られ
簀の子橋山神社にあったが、
大正9年当神社造営のとき
ここに移された。」
このように記されています。

阿形・正面。
素朴な彫り方の眉毛や目、
足の爪など、
可愛らしさ満載ですよ!

斜め横から。
石の台座と胴体が一体化しているのも
古さを感じていいですね!

尻尾も胴と一体化しています。

吽形、正面。
こちらには角が見えますね!
歯を食いしばったかのような
力の入り具合が、
なんとも愛らしい吽形です。

斜め横から。

尻尾。

最後は狛犬と共にスリーショット完了。
鉱山の神様もきっと後ろから
優しく見守ってくれているはずです(笑)