宇美八幡宮(福岡県)御神木

 

一本でも「森」

宇美八幡宮境内の巨大なクス2本は、

湯蓋ゆふたの森」、「衣掛きぬかけの森」という名称で、

国指定天然記念物となっています。

一本でも「森」なんですね!

こんなフレーズを書くと、

50年前の大ヒット曲、

「およげ!たいやきくん」のB面が、

「いっぽんでもニンジン」て曲だったのを

思い出してしまう世代の僕です(笑)

湯蓋の森

拝殿に向かってすぐ右、湯蓋の森へ。

巨木ですが単体の写真で見ると

その大きさがよくわかりません。

拝殿・本殿、人物と共に。

これならばこの巨大さが、

よくわかりますね!

案内を要約すると以下になります。

「御神木・衣掛の森と共に、

二千年近くいのちをつないでいる大樟です。

神功皇后が産湯をめされた時、

繁茂する枝葉が湯釜の蓋のような

役割をしたからと伝えられます。

樹高30m、幹周16m。」

根っこ部分の石碑。

幹の中ほど。

妻が見つけた奉納鳥居。

「匿名のおばあちゃん」、

陰徳積んでおられますな〜!

宇美八幡宮でのツーショットは、

やはりここしか無いでしょう!

聖母宮しょうもぐう・境内社

湯蓋の森の裏側には、

いくつもの境内社があります。

檜皮葺の屋根が美しい聖母宮本殿。

以下、案内の要約です。

「應神天皇の御聖母、神功皇后をお祀りし、

江戸時代中期に

黒田綱政公により創建された社殿に、

室町時代末期の作と伝わる「御神像」と

江戸時代中期作と伝わる

一対の「随神王像」が奉安され、

「御神像」は二十五年に一度の

式年大祭に御開帳されます。

御神像としては日本唯一の脱活乾漆造り。」

参拝。

この直後、妻が見つけたのが、

こちらの提灯です。

なんと、

郷ひろみからの奉納ですよ!

福岡生まれなので、

宇美八幡宮ともご縁が深いのかな?

恵比須社。

ここには考古学者の

吉村作治さんが奉納されています。

武内宿禰を祭る、武内神社。

湯方社(ゆのかたしゃ)。

御由緒は下記の通りです。

「御祭神 湯方殿(助産婦の祖神)

湯方大神、又は湯方殿とも称され、

應神天皇御降誕の際、

産婆の役としての功績により、

第三十代敏達天皇の御世

(約1450年前)、本宮創建の時に

お祀りされたと伝えられています。

皇室の崇敬も篤く、古来より

安産及び小児成長の守護神として

広く信仰されています。」

助産婦の神様なんて、

宇美八幡宮ならではといった感じです。

子安の石。

安産で奉納された石を持ち帰り、

自身が無事出産したら、

また新たな石と共に持ち帰った石も

奉納するという慣わしで、

膨大な数の石が積まれています。

衣掛の森

湯方社の並び、

本殿向かって左横に、

もう一つの「森」があります。

「衣掛の森」

神功皇后が應神天皇をご出産された際、

産衣を掛けられたと伝わることから

衣掛の森と呼ばれています。

根っこ部分の案内碑など。

幹部分アップ。

枯れそうで枯れない、

満身創痍でも逞しく生きている・・

まさに妻好みの一本です(笑)

反対側からの全景を撮影し、

衣掛の森の散策(笑)は完了です。

(続く)

 

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