やわた走井餅老舗(京都府八幡市)

 

歌川広重

石清水八幡宮の一ノ鳥居前に

走井餅はしりいもち」というお店があります。

このお店のルーツは

滋賀県の大津市で、

歌川広重の東海道五十三次でも

「大津・走井茶店」として描かれています。

(国会図書館のデジタルコレクションより)

お店の暖簾には、

「走井」の文字が見えています。

Googleマップで見ると

走井茶店の跡は「月心寺」となっていて、

僕たちも過去の旅では、

何回も車で通過した峠道で、

次回ここを通りがかった時には、

月心寺に寄って、

走井餅を思い出してみたいものですね(笑)

走井餅

飛行神社から石清水八幡宮の駐車場へ。

駅前のオブジェは「竹」。

石清水八幡宮とエジソンさんとの関係、

これで知る人もいるかも?

山道を抜けて、

駐車場に行こうとした時、

社頭手前に気になるお店を発見。

「やわた 走井餅」の看板。

こちらが冒頭に書いた

走井餅のお店になります。

写真を見て妻と二人、

「なんか美味しそうやね!」と

意見が一致し入店し、餅を購入。

箱を開けてみると、

こんな由来書が入っています。

僕たち好みの優しいタッチの絵に、

食べる前から大盛り上がりです(笑)

石清水八幡宮と走井餅の位置関係、

まさにこの絵柄通りで、

このアングルの写真を撮り忘れたのに、

たまたま絵が入っていたのは、

石清水八幡宮の

御神徳かも知れませんね!

由来書を抜粋すると

以下になります。

「創業は明和元年(1764)、

大津の地で走井の名水を用いて、

井口市郎右衛門正勝が

餡餅を作ったことにはじまります。

形は、三條小鍛治宗近が走井の名水で

名剣を鍛えたという故事に因み、

刀の荒身を表しております。

明治四十三年(1910)

六代井口市郎右衛門の

四男・嘉四郎によって、

京都・やわたの地に引き継がれました。

昭和初期、本家は廃業し、

その跡は現在の月心寺であります。」

そう言えば、

石清水八幡宮で最後にお参りしたのが、

走井餅前の道のすぐ先に鎮座している

刀剣の神様、相槌神社でした。

ちなみにこちらが、相槌神社です。

という事で、

走井餅との出会いは、

間違いなく相槌神社の御神徳でしょう。

なんだか、先ほどから

御神徳の大安売り(笑)のように

書いていますが、

「神は人の敬いによりて威を増し・・」

な〜んて、北条泰時さんも

御成敗式目で言ってますし、

神様からしても

ウェルカムなはずでしょう(笑)

駐車場にて

もちは新鮮なうちに食べるのが一番。

なので車内で早速いただきます。

妻、喜びのポーズ?

緑色の車に緑色の包み紙。

箱も緑で統一。

間違いなくこれは、

刀の荒身ですね!

この後、あっという間に胃袋へ(笑)

走井餅、

石清水八幡宮と飛行神社の

良い思い出です!

 

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