小藩の底力 江戸時代中期以降、 大借金を抱えていた藩は多く、 それが故に「中興の祖」なる名君も 現れていて、その一人が 越前大野城に銅像が建てられた、 七代藩主、土井利忠公です …

登城コース 幕末の藩主、 土井利忠公を祭った柳廼社は、 越前大野城の麓に位置し、 登城コース上に鎮座しています。 また、 山上の登城路にも 土井利忠公の銅像がありますので、 大 …

辞世の句 多くの武将が遺した、「辞世の句」。 畳の上での最後ならば、 句を詠む時間もあるでしょうが、 敵に攻められて、 死ぬ間際に全く猶予が無かった人も 何故か、ちゃんと作って …

名を残す 丸岡城を最初に築城したのは、 柴田勝家の甥で養子の柴田勝豊です。 この人の運命は、 本能寺の変で翻弄されます・・・ 織田家の後継者を決める 清洲会議の結果、 柴田勝家 …

北陸新幹線開業効果 福井の旅を計画した当初は、 小松空港からJR小松駅へ行き、 そこから、 開業したばかりの北陸新幹線で 福井に移動する予定していました。 ところが、 小松〜福 …

賛同 称念寺の思い出の一つは 地震の痕跡です。 ただし、 地震と言っても、 今年初めの能登半島地震ではなく、 今から７６年前に起きた福井地震です。 当時、 称念寺と同じ坂井市の …

重要人物 称念寺には、 新田義貞の墓所があります。 また、 食えない時代の明智光秀が 身を寄せたお寺で、 元禄年間、 松尾芭蕉が明智光秀の妻を詠んだ 句碑も建立されています。 …

進化 観光地でよく見かける古い案内板、 少し前の歴史が詰まっていて、 なかなか乙なものです。 「安宅の関案内絵図」。 この案内絵図、勧進帳の銅像が、 弁慶さんと冨樫さんの二体な …

全部ひっくるめて 歴史研究において ある人物に対し、同年代に記録された 「一次資料」だけが本物で、 後世に書かれた伝記物など、 二次資料以降の多くはフィクション。 こんな考え方 …

平和を求めるならば 今から１４００年近く前、 日本には危機が迫っていました・・・ 朝鮮半島、白村江の戦いで 唐と新羅の連合軍に大敗北し、 唐の日本侵攻が現実的となったのです。 …