福岡から三原へ(2019年福山の旅)
最強!モグラ新幹線
山陽新幹線の半分ほどは
トンネル区間です。
従って、「モグラ新幹線」なる
ちょっとネガティブなニックネーム?が
付けられたりしています。
ところがここを通るモグラ(笑)からは、
意外と素晴らしい景色も楽しめて、
ちょっと気を抜くと、見落としするほどです。
特にオススメなのが、
各駅に止まる「こだま号」で、
のぞみ号やみずほ号などでは見られない
景色が盛りだくさんとなります。
出発
歩けば20分ほどかかる地元の古賀駅、
しかし、
旅の日は自宅から車で移動し、
駅前に駐車するので、楽ちんです(笑)
24時間400円という、
地方ならではのお財布に優しい、
いや、今は電子マネーに優しい料金に
ついつい利用してしまいます。
改札付近。
博多までは6:20発の普通列車。
夜中の雨がちょうど上がったばかりで、
これから天気が良くなる予感がしてきます。
博多駅
30分ほどで博多駅に到着。
するといきなりこんな列車が
来るではありませんか!
黒に金縁のディーゼル機関車は、
めっちゃお洒落!
SL人吉号の客車を繋いでいますね。
こちらは展望者ですよ!
回送とはいえ、熊本~人吉間の列車が、
博多駅で見られるとは、
旅の最初からラッキー過ぎます(笑)
そのSL人吉が過ぎたあとホーム前には、
JR九州が誇る観光列車たちが
僕たちを見つめているではありませんか!
もちろん「SL人吉」も仲間とともに
こちらを向いています。
何というタイミングの良さななんでしょう。
ホームで、楽しんだ後は、
お昼の弁当を求めて、お店へ・・・
昨年、奈良の旅で使った企画切符の
おまけで付いてきた1200円分の
お買い物券を使っての購入なので、
今日のお昼代は一人300円弱と
格安になりました(笑)
僕は幕の内弁当、
妻は、お店のお姉さまお勧めの
かしわめし。
7:17発岡山行き「こだま732号」
これで、三原までのモグラ移動です(笑)
僕たちを乗せてくれるのは、
500系のV9編成。
わずか9編成しか生産されなかった
500系新幹線最後の編成です。
そして、ここで、またもやラッキーが
舞い降りてきました。
鹿児島中央行きの「さくら」号が、
向かいのホームに入線してきたのです。
こんな絵柄が撮れるとは、
早起きした甲斐があると言うものです(笑)
最新型の
N700系(九州新幹線仕様)さくらと
最旧型の500系こだま。
戦闘機のようなデザインの500系は、
最新型と並んでも、
誕生から20年経っても色褪せないし
陳腐化しないのが、凄いですね。
山陽新幹線にあって、
東海道新幹線に無いもの・・・
それは、
普通車の2+2シートです。
グリーン車なみの快適さは、
JR西日本で移動する人の特権(笑)
車内は空いていましたが、
広島あたりからほぼ満席になりました。
今回の切符も撮影。
50歳以上限定の「おとなび早得」、
博多~三原間、片道4,210円。
これ普通列車の料金以下ですよ(笑)
徳山駅
途中、新下関駅出発後、
下関総合車両所の転車台(ターンテーブル)の
全景が撮れる場所を通過したのに
ぼ~っと見ていたら撮り損ないました(汗)
転車台を空撮するような位置から
はっきりと見られるのは、
なかなか珍しいものです。
次回、こだまに乗ったら撮るぞ!
そう思いながらまたぼーっとしていたら
徳山に到着です。
ホームのポスター。
周南市にある徳山駅、
「しゅうニャンし」は
人がネコになれる町だそうです・・・
という事はこの子は猫娘かな?(笑)
広島駅
新岩国からの断続的な
トンネルを抜けると、広島独特の風景、
広い川が見えてきます。
この川は、広島城の外堀的な
意味合いでも利用されていた川かな?
そんな思いをしてるうちに広島駅に到着、
そして、出発。
広島駅を出てほどなく
右側に見えてくるのが、
広島カープの本拠地、
マツダスタジアムです。
三原駅
9:18定刻に三原駅到着。
降車。
新幹線ホームの目の前には、
三原城の天守台があります。
時間軸で言うと三原城跡に
鉄道を敷いたのが始まりですが(笑)
敬礼で500系新幹線を見送る妻。
さて、これから福山行き列車への
乗り換えまでの30分間を利用して、
三原城弾丸ツアーの開始です(笑)