倉敷から宮島へ(2017年初詣の旅)
青春18きっぷの使い方
青春18きっぷがもし無かったら
僕の旅スタイルは随分違っていたでしょう。
A地点からB地点まで新幹線で行き、
B地点の観光が重点的になるという形に
なったかも知れませんし、
お金が無い僕たちは近隣の旅が
中心になったかも知れません。
でも今僕たちには
国鉄時代から綿々と続く、
普通列車乗り放題の
青春18きっぷがあるのです。
このきっぷの最大の特徴は
「途中下車」が可能なこと。
だからこそ、今回の旅では
姫路〜倉敷〜宮島と
所々を道草?しながら旅が出来ました。
一日2,370円でこれだけ移動し、
観光も大いに楽しめる青春18きっぷ、
僕たちの経済的ゆとりが出来るまでは、
いや、経済的ゆとりが出来ても(笑)
ずっと継続して欲しいものですね!
倉敷駅へ
阿智神社の参道を出るとすぐそこは
えびす商店街(アーケード)に
繋がっています。
シャッター街ではなく
活気溢れるアーケード商店街です。
とても綺麗な通りになっていて、
統一感ある和風デザインの店が並び、
屋根の形もやはり「美観」(笑)ですね。
「美意識」というのか、見るだけでも
楽しい気持ちにさせてくれます!
そして、歩いていて見つけたのが、
道の傍らにいくつかある「えびす」さん。
デフォルメされて
可愛いえびすさんですね!
次は、阿智神社のお札が貼ってある
小さな「えべっさん」
こちらは「撫でえびす」
僕が勝手に名前つけました(笑)
体のあちこちを撫でると
色んな願いが叶うそうですよ!
ここでも「階段を通るだけ」みたいな
「撫でるだけ」
と難しいことを要求しないのが
阿智神社の神様、宗像三女神の優しさです。
そして、足元が何やら華やかなので、
見てみると、こんなものが。
めっちゃ可愛いマンホールの蓋。
倉敷市の花、「藤」をあしらった
ゆるキャラ?
もう一つ
これもホント素敵ですね。
マンホールの蓋まで芸術になっている倉敷、
心底僕たちを楽しませてくれた街倉敷、
あ〜また行きたいなぁ〜!
宮島へ
倉敷駅に到着。
機能的で、見た目も綺麗な作りの
倉敷駅周辺もこれまた「美観」ですね(笑)
さあ、次は厳島神社がある宮島口駅まで
11:39発に乗って3時間半、
普通列車の楽しい旅です。
なんだ〜この見た事無いレトロな車両は〜!
昔の特急列車のようにヘッドマーク付で、
そこには堂々と「普通」と大きな文字が。
こんなサプライズな出会いは、
普通列車を乗り継ぐ旅ならではの醍醐味!
列車に乗る前からワクワクしてくるのは
二人のうち僕だけです(笑)
そして、乗り換えの糸崎駅でも
感動物語がありました。
なんとホームの端にトイレが!
駅の改札口近くにあることが多いですが、
ここはホーム上にトイレがあって、
乗り継ぎの人や乗務員に、
と〜っても便利なのです!
しかも「案内図」付の親切さで、
もう至れり尽くせり。
僕たちもこのトイレでスッキリです(笑)
糸崎発は11:55。
これはスタンダードな車両です。
宮島口はさすがに人は多めです。
宮島口駅正面から。
セブンの外観も宮島口ならではの
シックな雰囲気になっていますね!
宮島口駅からフェリーの桟橋までは
地下道を通ります。
さすが、観光地のメッカだけあって
地下道というよりも
地下空間くらいの広さがあります。
厳島神社の神様、宗像三女神のイラストで
僕たち今から会いに行くよ〜なんて(笑)
気分も高揚してきます。
フェリー乗り場にも鳥居があり
ますます気分が盛り上がってきますね!
そして、このJRが運行する宮島フェリーは
青春18きっぷで無料なのです。
僕たちにとって往復360円×2人
合計720円ものお金は大金ですから
大変有り難〜いご利益(笑)です!
フェリーからの景色。
徐々に宮島に近付いています。
JRのフェリーは大回りして
海上の鳥居に接近してくれます。
なので、素敵な写真も撮れて
気分も最高ですよ!
ズームを使うとこんなにくっきり撮れます。
このアングルもいいな〜(笑)
「みやじま丸」は宮島に到着。
わずか10分ほどの船旅ですが
国宝厳島神社の大鳥居を
海上から眺める贅沢な時間を過ごせました。
宮島桟橋、日の丸の飾り方が
実にカッコいい!!
しかも紅白の横断幕まで張ってあり
日本のお正月の目出たさが満載です!
またもや気分が高揚した僕たちですが、
一つだけ高揚していない部分がありました…
それはお腹の中(笑)
あ〜お腹空いた〜!!
そこで入ったのが桟橋近くの店。
「ふくや」さんです。
頼んだのは宮島名物の「穴子」。
ボリュームはお上品(笑)ながら
穴子を堪能!
これにて腹ごしらえも完了、
いざ、厳島神社へ!