去川のイチョウライトアップ(宮崎市)
思いは現実化する
宮崎の旅を計画した時、
訪問場所と、時間の関係で、
宮崎市の少し西の外れにある
「去川(さるかわ)のイチョウ」まで
足を伸ばすのは難しい事がわかりました。
しかし、写真で見たイチョウが忘れられず、
「去川のイチョウ」をネットで、何回も
見ていたら、毎年秋に10日位だけ
ライトアップされている事を知ったのです。
年ごとにイチョウの色づき具合で、
ライトアップする期間が決まるようで、
僕がバスやホテルの予約をした時期には、
今年の期間はまだ未定でした。
そして、旅の1週間ほど前になり、
宮崎のネットニュースでライトアップの期間が、
僕たちの旅の期間に重なる事を知ったのです。
これは、きっとイチョウさんに
呼ばれたのに違いない(笑)
思いは現実化する・・・
自分に都合の良い思い込みをするのが、
大得意な僕は、
レンタカーを借りる時間を
1日目の17:30~に変更し、
貴重なライトアップを観る計画に変更しました。
夜の時間は元々完全な空き時間ですから
「旅効率」(笑)はすこぶる良いですし、
しかも
一年に一度のチャンスをものに出来るとは、
ラッキー過ぎですよね!
おまけにレンタカーも
翌日まで24時間借りて、
3.700円という
涙物のリーズナブルさに、
「一足早いクリスマスプレゼント」とという
陳腐な表現が思わず脳裏をかすめたのは、
きっと僕が昔の人間だからでしょう(笑)
宮崎駅へ
宮崎総合博物館の訪問を終えた後、
徒歩で宮崎神宮駅へ向かいます。
まるで神社に入っていくような
赤い鳥居がある宮崎神宮駅。
ここから一駅乗ると宮崎駅になります。
今回お世話になる
バジェットレンタカーで、
相棒(レンタカー)とご対面。
ここから去川のイチョウまでは、
40分ほどで到着予定です。
現場に到着。
ちゃんと専用駐車場も完備されて、
思った以上に観覧者は多いようです。
既にここから光っているイチョウが
見えていますね!
途中の仏様(お地蔵様)にご挨拶。
だんだん近づいてきました。
お~いいですね~!
かなりの巨木で、
カップルがイチョウを見上げている風景も
良い絵面になっています。
案内板。
国指定天然記念物です。
案内の内容を超訳すれば、
「800年ほど前の
島津家初代当主忠久公が
お手植えされたと伝えられていて、
幹周り10m高さ41m」
このように書かれています。
ここは薩摩街道で、
薩摩藩主の参勤交代などでは、
ここを通ったそうです。
イチョウの根元近くに建つ石碑。
さらに近づいて撮影。
動画だと黄色い葉っぱが
少しヒラヒラと落ちる姿も見えて
写真以上に楽しめます。
ライトアップの前には、
「去川大イチョウフェスティバル」と
銘打ったイベントが行われ、
軽トラ市、バンド演奏、
餅つきなどが催されているほど
地元の誇りとして、
愛情をたっぷりと受けている大イチョウ。
それほど大切にされているだけあって、
イチョウの周囲も美しく整備され
来訪者を温かく迎えてくれます。
根本アップ。
幹周りは11m以上という巨木。
手のひらに乗ったイチョウを
撮影しようとして、失敗(笑)
全然乗ってないし~(汗)
トイレも完備でした。
(使っていません・・笑)
今日の感謝
ライトアップをするには、
お金、労力、そして気力もかかるもの。
そんな時の強い味方がこちらです。
ありがとうございます!共立電照さん。
あなたのお陰で、
僕たちはこんなにも
感動をもらえましたよ!