針綱神社(愛知県犬山市)

 

現地情報

機械的でスマートに知識を得るのが

ネットならば、

泥臭く現場にまみれて知識を得るのが、

アナログ。

極端な言い方でしょうが、

現地にいかないと

「たまたま見つけた」

とはなりませんからね(笑)

そんなアナログで見つけたのが

この看板です。

なんだろう?この狛犬は!

写真を見てそう思いながら

説明を読んでみました。

「(前略)織田信長公の叔父に当たる

織田信康公が、

犬山の木ノ下城の城主で居られたころ

奥方様がご懐妊されたときに

織田信康公自身の手彫りによる

狛犬一対(二匹)を奉納され、

安産の祈願をされた(後略)」

へ~凄いものがあるんだ~!

500年近く昔の

木彫りの狛犬、

見ないわけにはいきません(笑)

現地情報、ホントに大切です!

針綱神社へ

犬山神社に参拝したあと、

針綱神社へ向かいます。

と言っても歩いて1分ほど(笑)

一の鳥居。

御由緒。

御祭神に菊理姫命

(くくりひめのみこと)が入っているので、

白山神社系なのかと思った所、

「白山大明神」と称されていたそうで、

推測は当たっていました(笑)

神話に於いて、

イザナギノミコトとイザナミノミコトを

仲直りさせた菊理姫命は

縁結びの神様として、

白山神社関係によく祭られています。

大正八年建立の太鼓橋。

太鼓橋と並んだ石橋は、

もっと古いもののようで、

橋に使った10本ある石板の中の

一本だけに切れ目が入っています。

これは

「完全なものには魔が宿り不吉である」

こんな考え方を

回避するためのものかも知れませんが、

ひよっとすると

後世に、ただ割れただけかも?(笑)

手水舎。

手水鉢の裏側には「元禄」の文字が、

刻まれていますので、

1688年~1704年の奉納です。

この龍の形がカッコいいと

妻が言っていました。

二の鳥居。

境内社

本殿に行く前に、

針綱神社にはたくさんの

境内社がありますので、

まずはそちらから参拝。

金毘羅神社。

市神社。

秋葉社。

末社群。

針綱天満宮。

ここでは、

「太宰府天満宮御分霊」を

大々的に推しだしていて、

福岡在住の身としては、

ちょっと嬉しいかも。

天満宮名物「牛」。

本殿。

見るからに豪華な作りは、

他の境内社とは一線を画すもの。

思わず舐めるように(笑)

見入ってしまいました。

唐破風の彫刻。

阿形の狛犬。

吽形の狛犬。

とにかく繊細な造りに圧倒されますね。

脇障子の彫刻も凝っています。

やはり天満宮だけに梅は欠かせません。

図柄をよく見ると「松竹梅」・・・

梅って一番下じゃないか~(汗)。

本殿へ

境内社群の一つ上に、

本殿はあります。

三の鳥居と石段。

拝殿。

茅の輪くぐりは真ん丸ではなく、

下が平べったくなっていて、

くぐりやすそうですね。

参拝。

そして、拝殿右奥を見ると・・・

あった~!

織田信康公自身の手彫りの狛犬。

これは複製らしいのですが、

ともあれその姿を拝めたので満足です。

本殿左側には

二頭の馬がいらっしゃいます。

一つ目が神馬舎の白馬です。

愛らしい表情に癒やされます。

そして、神馬舎の左手前に

鎮座するのがこちらの銅像です。

妻がこれをかなり気に入っていました(笑)

よって、

こんな写真も・・・

御朱印&馬&妻(笑)

常夜燈

白馬がいらっしゃる神馬舎の左には、

愛宕社が鎮座していて、

その灯籠(常夜燈)横には、

こんな案内板があります。

説明が付いた常夜燈なんて、

なかなか、

お目にかかれるものではありません。

参拝。

その他の境内社など

本殿右側にも境内社があります。

八幡社に参拝。

本殿前の御神砂。

参拝の最後はこの写真。

妻の顔が、

茅の輪の中に入っていますね(笑)

良いことあるのかな?

 

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