飯盛城(大阪府)本廓
融合
大東市が提供されている
秀逸なVRアプリを引っさげ(笑)、
次は高櫓廓・本廓・御体塚を巡り、
三好長慶との記念撮影を楽しみ、
そして展望所の絶景を堪能します。
アプリだけでなく
このパンフレットには、
ホント重宝しました。
デジタルとアナログの融合こそ
山城攻城の最強ツールかも(笑)
本廓
楠木正行の銅像からさらに北へ。
するとこんな景色が見えてきます。
高櫓廓。
勿論、
今は緑に覆われたただの山ですが、
VRであっという間に
戦国時代にタイムスリップ出来、
楽しくて仕方ありません!
本廓に到着。
まずは建物の再現から。
案内はスルーして(笑)展望台へ。
なんか良い感じ!
見えてますね〜大阪が!
こりゃ〜絶景だ〜!
と感動しつつ、
VRで三好長慶も見ていたであろう
戦国時代の景色に切り替えてみます。
ジャ~ン!
大阪湾がここまで入り込み、
飯盛城が単なる山城ではなく、
海路を使った
交通の要衝でもあったことが
よ〜く理解できますね。
素晴らしいぞ、VR!
廓内部。
壁もあります。
そしてここでのメインイベントは・・
妻と三好長慶とのツーショット!
良い雰囲気の二人
何を話しているのやら(笑)
御体塚廓
本廓からさらに北へ。
「北条神社下り道」の案内。
僕たちは飯盛城の南側、
「キャンピィだいとう」から
登城しここまで来ましたが、
飯盛城の登城路は大きく分けて四つあり、
そのうちの一つが麓からここに出てくる
北条(北條)神社経由になります。
ちなみに他の二つは、
野崎参りで有名な「野崎観音」経由と
楠木正行が祭れれる四條畷神社経由で、
どちらも東側からのルートになり、
僕たちの使った道に比べ、
「急峻だが距離は短い」のが
特徴のようです。
分かれ道は案内通り右へ。
ここを登り切ってアプリの説明を確認。
三好長慶が仮埋葬された場所です。
御体塚。
塚の頂上に建つどなたかの
「登山参百回記念」の石柱。
300回も登ったとは、
三好長慶もさぞかしお喜びでしょう。
VRだとこんな感じ。
戦国時代の大阪を背景に
妻のワンショット。
反対側(西側)の景色。
Ⅵ廓(展望所)
飯盛城の廓は、
「Ⅰ」「Ⅱ」「Ⅲ」「Ⅳ」など
特殊文字で表記されていて、
展望所は「Ⅵ(6)廓」となります。
一旦下り・・
堀切を通過し展望所へ。
Ⅵ廓に建つ大正十三年建立の
「飯盛山史跡」の石碑。
碑文を要約すると以下になります。
「標高三一八メートル、地質は花崗岩。
建武時代、ここに居た
北條氏を楠木正成が討ったと伝わる。
また、正平三年一月、四條畷の戦いの後、
高師直が占領、
その後、三好長慶が城を改修し、
現在の飯盛城となる。」
ここで言う「現在」とは、
大正十三年ですから
今から100年前なんですね(笑)
100年経って、
国史跡になり、見事に整備され、
さらにVRも楽しめる、
素晴らしいお城になっています。
展望所の椅子に座り、
爽快な気分を味わう妻(笑)
大都市大阪の景色、素晴らしい!
こちらは京都方面。
大阪だけでなく
京都にも睨みを利かせれれるのも
三好長慶が、飯盛城を選んだ
大きな理由でしょう。
動画も撮影。
遠くに見える
「あべのハルカス」をバックに
ツーショット。
(続く)