伊香具神社(滋賀県長浜市)

 

羽衣伝説

賤ヶ岳で出会った

ボランティアガイドさんが、

余呉湖の羽衣伝説

話してくれた時、

「天女が生んだ子孫が、

この辺りの領主となり、

神様としても祭られています」

こんな事を言われていました。

伊香具いかぐ神社の御由緒。

こちらには、

ガイドさんの話を裏付けるように、

「御祭神 伊香具津臣命」と記され、

「近江風土記に収録された羽衣伝説では、

伊香刀美という人が

伊香小江で水浴していた天女と夫婦になり

四人の神々をもうけたと伝えているが、

この伊香刀美こそ「伊香具津臣命」と

同一でないかと思われる。」

このように案内されています。

参道

御社殿近くに車を停め、

一の鳥居から参拝へ。

賤ヶ岳が神体山のようにして、

神社の背後にそびえています。

太鼓橋と一の鳥居。

社号標は、

明治初期の出雲大社の宮司、

千家尊福さんの謹書です。

桜並木の参道と賤ヶ岳。

社頭。

ここでの注目は、こちら。

素晴らしいですね!

銅板葺き切妻屋根付きの

時計塔ですよ。

ここまで大切にされると、

時計の価値が、

10倍くらいに見えます(笑)

二の鳥居。

案内には、

「伊香具式鳥居。

奈良の三輪式鳥居と、

安芸(広島)の厳島式鳥居が

組み合わさったような形をしている」

このように書かれています。

斜めからも撮影。

手水舎。

柄杓&龍神様のお口から

清浄な水が流れるタイプです。

拝殿右前の神馬。

拝殿左前の力石。

拝殿は建て替え工事中でしたが、

ラッキーな事に完成間近で、

近くまで行って参拝が可能です。

御祭神、

伊香具津臣命に参拝。

拝殿側面。

本殿への神門。

玉垣越しに本殿にも参拝。

ここでツーショット完了。

招魂社

本社の参道の右側には、

もう一つの参道があります。

招魂社の社頭。

巨木と妻。

この幹から根っこのうねりに合わせて、

妻もうねっています(笑)

明治12年創建。

日清・日露戦争から

太平洋戦争までの御英霊

千余柱が、祭られています。

参拝。

三の宮神社

次なる境内社へ。

「縁むすびの神

三の宮神社

御祭神 臣知人命おみしるびとのみこと

案内によれば、

「臣知人命は、

伊香具神社の御祭神、

伊香具津臣命の長男」

このよに書かれていますので、

天女が生んだ神様というわけですね。

獨鈷水

次は弘法大師ゆかりの場所へ。

獨鈷水。

湧き水のような・・・

案内を要約すると

「弘法大師が獨鈷を用いて

浄水源を掘り当てたので、

「獨鈷水」と呼び、

神聖なる浄水としている」

このようになります。

すぐそばに古い禊場的ものがあり、

獨鈷水との関連施設なのかも

知れませんね。

今日の癒やし

癒やされるのは、

僕たちではなく、御英霊です。

慰霊碑の前の紫の花。

きっと慰霊される方々も、

この花で癒やされてるのでは?

そう思うほど、素敵な花でした。

 

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