糸根神社(山口県山陽小野田市)後編

 

長年の崇敬を感じる

糸根神社の御社殿

江戸時代初期の慶長時代、

今から400年前の建立ですが、

御社殿以外にも

江戸時代に寄進された

鳥居や狛犬など

数多くの古い石造物があります。

御社殿のことは御由緒書きにあるので、

ネットでも確認できますが、

石造物に関しては

実際に行ってみないと

全く知るよしもない事です。

古い石造物が大切にされ、

綺麗に残っているのは、

長きにわたり、現地の方々に

崇敬されてきたからこそのもの。

それを肌で感じさせてくれた

暖かさ満載の糸根神社は、

僕の印象に強く残っています。

(妻は忘れたでしょう・・・笑)

川上神社(境内社)

本社向かって右側に鎮座しているのが、

境内社の川上神社です。

左から本社拝殿・幣殿・本殿

社務所・川上神社。

まずは、この右手にある

横参道から参拝します。

横参道。

石段下左端に年代を感じさせる

標柱が見えています。

「右下之関」の文字。

昔(江戸時代?)は、

「下関」は「下之関」という

表記だったのかな?

右側の燈籠。

左側。

「天保申年」と刻まれていますので、

天保7年(1836)寄進です。

川上神社正面。

クスノキの巨樹が

神様を守っているかのように

左側に大きく曲がって成長し、

素晴らしい景観を作り出しています。

右の柱には、

「川上大明神華表(とりい)」、

左の柱には、

「正徳二辰(以下不明)」

の文字が確認できます。

正徳二辰は、西暦では1712年、

既に建立から300年以上ですが

こんなに綺麗なままで、

良く残っているものですね!

手水鉢、めっちゃ渋いな〜!

ここは漁港の町。

だから舟形の手水鉢を

寄進されたのかも知れません。

麒麟の彫刻も素晴らしい!

参拝を終えて、

次は裏参道から川上神社の

本殿へと向かいます。

裏参道(北参道)。

「文化」の文字が見えていますので、

1800年代前半の建立です。

本殿に参拝し、

川上神社の参拝は完了し、

次なるイベントへ・・・

本社拝殿前にてツーショット(笑)

神様目線で、一の鳥居、

参道・海方面を撮影。

のどかで、ホントいい風景だな〜!

 

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