出雲大社(島根県出雲市)後編
今、改めて思うこと
旅の二日目であるこの日、
朝一番で参拝した美保神社と
松江城に鎮座する、
松江護國神社でのインパクトが
正直あまりにも強過ぎて、
出雲大社に参拝するのに
心がそれほどワクワク
しなくなっていました(笑)
やはりクライマックスを
迎えてしまった後は、
つらいものがあります(汗)
なんか、夕方四時近くの
神様のお休みになる一時間前だし
ちょっと駆け足気味だったかも
知れません。
一般的な観光客ならば、
出雲大社こそクライマックス
なのでしょうが…
実際に参拝した時には
妻もやはりそれ以前に参拝した
二社の方がより印象的だったようです。
ただ、僕はこのブログを書いてみて、
これはちょっと大国主命さんに
申し訳ないことしたと
少しばかり反省しています(笑)
それは、ブログを書くにあたって
改めて出雲大社の素晴らしさを
発見したからなのです。
やはり行ってみて、体験し、
それをアウトプットしてみること。
これが人生を彩り多いものに
するのは間違いなさそうですね。
拝殿、本殿へ
荒垣を過ぎ鳥居をくぐると
そこには大きな拝殿があります。
右側の人と比較すると
この拝殿がいかに大きいかが
わかりますね。
拝殿なので、
ここで参拝するのが普通ですが、
僕たちはここでの参拝を
完全に忘れていました(汗)
というのも
出雲大社は拝殿の裏側に
直接本殿を参拝出来る場所が
あるからなのです。
こちらが拝殿と本殿の間にある
参拝が出来る八足門。
この門の手前の石畳には、
鎌倉時代の巨大本殿の柱があった場所が
赤い丸でデザインされています。
こちらが発掘された
三本を一組にした構造の柱、
宇豆柱(うずばしら)と言います。
僕が写真撮影した場所は、
この博物館の模型で言えば、
写真真ん中下あたりです。
鎌倉時代の巨大本殿発掘現場の
真上に立っているなんて、
そう考えただけでも
ワクワクします。
やはり前日の雨のお陰で、
予備知識もあって、
出雲大社の参拝の楽しさも
倍増ですね!
無事参拝は完了…
だったはずですが、
僕は重要なことを忘れていました。
それは参拝方法です。
出雲大社では、
「二礼、二拍手、一礼」
ではなく
「二礼、四拍手、一礼」
なのです。
さらにブログを書いていて
出雲大社のサイトで知ったのは、
5月14日の例大祭の日だけは、
「二礼、八拍手、一礼」
なんだそう!!
神職さんは常に「八拍手」で、
「四拍手」は一般参拝客のために
簡略化したそうです。
しかし僕たちは、
ふつ〜の
「二礼、二拍手、一礼」
やっちまった〜(大汗)
これは、きっとまた
例大祭の日に来なさいという
ご祭神である大国主命の
お告げに違いありません(笑)
天皇陛下からの御下賜金をはじめ
皇室の方々からの神饌料も
多く、出雲大社の例大祭が
特別な日なんだと
改めて知ったのでした。
ここで、ツーショットも撮影して、
参拝後は神社向かって左から
本殿の散策です。
ここから先は、
16:30までの立ち入りで、
僕たちは駆け足で巡りました。
出雲大社のおみくじは
松に巻き付けられた竹に
括り付けるようになっています。
いきなりここで
おみくじの話しになるとは(笑)
話題は戻って本殿です!
真ん中が本殿。
真横からだと
大社造りがよくわかります。
右後方からの本殿。
その後は境内社少しだけ…
本殿の脇に並んでいます。
氏社(うじのやしろ)
西十九社
ここは神様が御泊まりになる
ホテルです!
お宿の案内(笑)
今気付いたのは、
東十九社が反対側にあったことです。
あ〜やぱりまた行かなきゃ〜。
その後、本殿敷地の隣にある神楽殿へ。
この大注連縄、
日本一の大きさかも知れません。
そんな注連縄に見とれていて
神楽殿の全体写真を
撮り忘れてしまいました(汗)
そう思ったところ、
日本一大きいと言われる
国旗を撮影した際に
背景に写っていました…
辛うじてセーフ(笑)
巨大国旗と神楽殿。
右端の人たちと
大きさを比べるとこの国旗の
巨大さがわかりますね!
また、この国旗、大き過ぎて(笑)
まるでスローモーションのように
なびいているのがまた雄大で
凄いのです!
全く映像加工していません。
ただ、なびいているだけです(笑)
これで参拝も完了。
来た参道を戻ります。
本当に素敵な社叢ですね。
振り返って感謝。
帰りは参道を途中で左折し、
近道して、駐車場のある歴史博物館に到着。
今日の気になるもの三連発
まずは、消防車。
なんと出雲大社所有の
消防車なのです!
自前で消火器ならぬ消防車とは、
やはり出雲大社は規模が大きいな〜!
そして、次は、
祭事なのに何で黒白の幕?
例大祭だからでしょうか、
こんな黒と白の幕が参道の随所に
ありました。
葬儀を思わせるような感じですが、
出雲大社のサイトに答えはありました。
〜〜出雲大社のサイトより〜〜
現在では慶事に赤白、
凶事に黒白というのが一般的ですが、
本来は黒が最も尊い色で、
その次に尊い色が白とされてきました。
現に最も位の高い神職が身に着けるのは
黒色の装束に白の袴です。
この黒が紫に代用される事もありますが、
出雲大社ではこうした故事に習い、
境内で使用する幕は古くより
黒白を使用しております。
〜〜抜粋終わり〜〜
なるほど〜!
勉強になるな〜(笑)
三連発のフィナーレは、こちら。
駐車場がある歴史博物館の
玄関に貼ってありました。
言い方次第で、
相手の気持ちは和らぎ、
さらに笑みまでもれそうですね。
さすが、縁結びの神様、
人を拒絶しないところが
素晴らし過ぎる!!