加江田神社(宮崎市)

 

最古級の狛犬

神社巡りでは必見のサイト、

神社探訪・狛犬見聞録」により

加江田神社には、

全国でも最古級の

石像狛犬があると知りました。

狛犬の建立は、今から400年近く前の

寛永十一年(1634)で、

江戸幕府は三代将軍、

徳川家光の時代。

期待は否が応でも膨らんでしまいますが、

ただ、上記サイトに書かれた

10年以上前の情報と同じく、

今でも狛犬が実際に見られる場所に

安置されているのか、

それとも奥まった所に

大切に保存し直されているかは、

行って確かめるしかありません。

どんな未来が待ってるかは、

神様だけが知っている事(笑)

さて、結果はいかに・・・?

社頭

青島神社から車で15分、

宮崎大学の近く、

宮崎市木花に鎮座する

加江田神社に到着です。

車は社頭左側の空きスペースを利用。

目に飛び込んでくるのは、

立派なクスノキの御神木です。

加江田神社の社号標。

なんか丸いな~なんて思って、

横を見てみると、何とこの社号標、

「元鳥居」だったのです。

「この石柱建設の由来」

これを要約すると

「大正二年に奉納された鳥居は、

永年多くの氏子・崇敬者を

見護ってきました。

しかし、平成五年九月の

台風十三号で鳥居は倒壊。

残存部を社号標として活かし、

後世に伝えるものである。」

このようになります。

後ろには「奉寄進」の文字。

この部分を意図的に使ったのでしょう。

倒壊は「死」ではなく、

新たな生命を吹き込むきっかけ・・・。

僕は、いきなりの感動物語に、

胸を打たれてしまいました・・・

参拝前だし、

まだ目的の狛犬も見ていないけれど、

僕にとって忘れられない

神社となりそうです。

参道

社号標で時間をとられながらも

ようやく境内へ。

狛犬と木製鳥居。

まばたき出来ないからか?

目が真っ赤ですよ(笑)

吽形も頑張って目を見開き、

神様をお護りしています。

手水舎と手水鉢は、大正三年の奉納。

社号標として復活した

鳥居の奉納の翌年ですね。

竹から流れ出る神水。

この竹が龍(蛇?)のお顔に見えるのが、

なんだか有り難し!

木々に囲まれた御社殿。

素晴らしい雰囲気にしばし佇みます。

拝殿。

参拝。

「伊勢明神宮」の神額。

江戸時代までは、

「加江田伊勢明神宮」という

名前だったそうで、

その時の名残かも知れません。

拝殿左側から本殿へ・・・

しかし、

本殿の手前には「柵」が

立てられています。

柵の手前から本殿を撮影。

伊東家の家紋、

庵木瓜(いおりもっこう)

染め抜かれた神社幕に目がいきます。

ここも飫肥藩の領地だったのかな?

本殿右側から。

そして、お目当ての

寛永期の狛犬を発見!!

お~見えた~(笑)

完璧ではないけど、

ここまで見えればOKでしょう!

吽形もなんとか撮影。

これで、やり残した事は無いか?

いや、これは残しておかねば!(笑)

境内社など

次は境内社などへ。

火除の神様、秋葉大権現。

名前からして神仏習合ですね。

ここには4つの石祠や石碑があります。

右が、文政四年(1821)奉納。

「水天」とは防火の意味でしょう・・・

左が、寛政五年(1793)奉納。

「侍愛染明王」と刻まれています。

天明四年(1784)寄進の石祠。

明治九年(1876)寄進の石碑。

「水天王」と刻まれていて、

こちらも火除けという意味の

「水」でしょうか・・・

御年神社。

福智神社。

「一千部」の文字が刻まれていますので、

一千部供養塔みたいなものでしょうか?

斟鉢(くんぱち)神社遙拝所。

「ここよりはるか南に望む、

木花の霊峰、斟鉢山頂上

(標高五百米)に鎮座」

このように書かれています。

遥拝完了。

社務所にて

無人の社務所でしたが、

こちらの案内が気になりました。

本の紹介で、

「加江田神社の歴史的記述」

と書かれています。

要約・加筆すると

「上井覚兼(うわいかくけん)日記:

地方の武将の日記として一級資料

(東京大学史料編纂所に架蔵・重要文化財)

島津義久の老中であった上井覚兼は、

1583年~1586年の

3年間に14回も

加江田神社を参拝し

伊勢神宮への所領寄進もしている」

このように書かれています。

主君も偉かったが、

部下も凄い人材がいたのですね!

島津の底力を見た気がします・・・

今日の販売所

加江田神社と道路を挟んだ

向かいにあるのが、

野菜の無人販売所です。

トマトの幟が目立っていて、

引っ切り無しに車が出入りし、

多くの方々が購入されていました。

僕は、たまたま

車がいなくなった所を撮影。

なんか、地方ならではの、

ほっこりした光景を見られ、

加江田神社の思い出が、

より深いものとなったのです。

 

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