亀岡神社(長崎県平戸市)前編
神様が団体でお住まいの神社
Wikipediaによると
明治になって、平戸城に鎮座していた
霊椿山(れいちんざん)神社とこの周辺に
鎮座していた三社を合祀して出来たのが、
ここ亀岡神社です。
なので、神様が本当に沢山いらっしゃるので、
ここには書ききれません(笑)
知りたい方はWikipedia先生に
教えてもらってくださいね!
亀岡神社へ
お城の登城口兼参道を歩いていくと
三の鳥居が見えて来ます。
この先は江戸時代本丸御殿があって、
ここで松浦の殿様たちは、
政治をおこなっていたのです。
素朴な摂社発見。
しかも背後には槙の木もあって
いい雰囲気ですね。
ご祭神は…忘れました(笑)
楼門や拝殿が見えてきました。
境内の手前には、
神楽殿があります。
この建物も140年近く前のもので、
国の登録有形文化財となっています。
とても綺麗に掃除がされていますね。
手水鉢とその横の井戸も
きっと明治時代のものでしょう!
本当にいい味出してるな〜っと
思いつつ手水を終えると、
不思議なものを発見!
手水鉢の横にこんなものが…
恐竜の玉子?
ま、まさか〜(笑)
案内はありませんが、
水神様とかではないかと推測。
楼門の真ん中に賽銭箱があって、
なんだかここからしか参拝出来ない
雰囲気ですが、実は賽銭箱の横から
拝殿のある境内地まで行けるのです。
その拝殿に向かう前に
この楼門左にある御神輿が
素晴らしく目がいってしまいました。
お祭りの日は神様を
この御神輿にお遷しして、
あちこち楽しんでもらうのでしょうね。
合祀された神社が書いてあります。
この中では七郎宮がもっとも
大事な神社だったと書いてありますが、
だからあの江戸時代初期型の
肥前鳥居を七郎宮から
移設していたのかも知れません。
拝殿。
拝殿遠景。
左が拝殿、
真ん中が幣殿と登楼、
右が本殿。
石垣も使ったこのデザイン、
何とカッコいいことか!
さすが、国の登録有形文化財
だけのことはありますね!
拝殿にて参拝して、
団体の神様たちにご挨拶は完了。
ここからは、
境内社を巡ります。
今日の気になる石碑
二つ並んだ右側の石碑の
案内を見て驚きました。
抜粋して要約しますと
「この碑は、江戸時代初期、
七郎宮の宮司の子供として生まれた
橘三喜(たちばなみつよし)の
功績を讃えるもので、
神道の修行したあと、
江戸から足掛け23年、全国六十八州の
一之宮を巡詣し、各社の神楽を研究し、
在来の神楽に諸国の粋を集成し、
現存する二十四番の平戸神楽を大成した」
へ〜凄い人がいたもんですね!
そして、七郎宮が一番偉いことが
これで完全に分かりました。
平戸神楽、
是非、体験してみたいものです。