大汝牟遅神社(鹿児島県日置市)

 

遂に参拝を果たす

大汝牟遅(おおなむち)神社は、

鹿児島県西部の絶景夕陽スポット

吹上浜の近くに鎮座しています。

この大汝牟遅神社の参道横には、

千本楠と呼ばれる、

クスノキの巨樹群があり、

神社とセットで行きたいと

常々思っていました。

しかし・・・

過去二度の鹿児島旅行では、

訪問候補地や、

訪問予定に入れたにも関わらず、

大汝牟遅神社には、

結局行けずじまいでした。

そこで、今回こそは三度目の正直、

また、「時間が足りない」とかの

言い訳が出来ないよう(笑)

鹿児島市内から出発して、

一番目の目的地に設定、

三年がかりでようやく参拝を果たし、

やり遂げた感でいっぱいです(大袈裟?笑)

大汝牟遅神社へ

鹿児島城の御楼門に感動した後、

車で走ること約1時間弱、

大汝牟遅神社の駐車場に到着です。

国道沿いの駐車場は広くて、

停めやすく、歓迎感満載です。

駐車場がわかりにくいなどの

ネット情報もあったのですが、

新しめの案内板のお陰か、

僕たちは迷うことなく見つけられ、

一安心です。

社頭。

流鏑馬の案内。

「伊作島津氏10代

忠良(日新公)は、

加世田を攻めるのに際して、

この戦勝がかなえられた時は、

毎年、流鏑馬を

奉納することを祈願した。

天文七年(1538)

12月29日に出陣し、

勝利したので奉納するように

なったと伝えられる。」

このように書かれています。

実は、大汝牟遅神社の参拝後、

全く予定外だったにも関わらず、

ここに書かれている「日新公」のお墓に

導かれるようにしてお参りしたのです!

この時は、まだそんな未来を

知る由もありませんが・・・。

御門の神(櫛石窓神)。

御門の神(豊岩窓神)。

境内全景。

トイレの前の案内。

「島津義久・義弘公と大汝牟遅神社」

超訳すると

「お二人は、伊佐(吹上)

亀山城にて生まれ、初宮、初詣、

その他の年祝時など、

折りに触れ大汝牟遅神社に

お参りし、拝殿・本殿などの

建て替えを随時行っている」

このように書かれています。

手水舎。

向かって左側の古い手水鉢は、

安政六年(1859)の寄進です。

こちらは現役、

コロナ対策仕様の手水鉢。

綺麗な生花が飾られて、

僕たちの心を癒やしてくれます。

古い石橋とその向こうの両脇には、

霊験あらたかと言われる銀杏の木。

拝殿。

御由緒など。

大汝牟遅神社の主祭神は、

その名の通り「大汝牟遅命」。

大汝牟遅とは、

出雲大社の御祭神、

大国主命の別名ですので、

神様としては同一ですね。

江戸時代までは、

「八幡神社」だったからでしょうか、

応神天皇、神功皇后、仲哀天皇なども

御祭神となっています。

賽銭箱の神紋は三つ巴。

拝殿右側の潮浜参り(御潮とり)

「この貝に盛られた砂は、

初詣の時、

吹上浜で波打ち際の砂を山盛りし、

四方拝後、

波で崩れたあとの濡れた砂を、

浜辺にある、赤貝(オトツゲ)に

盛り奉納されたものです」

何故赤貝なのか?

案内を超簡単に説明すると、

大汝牟遅(大国主命)が兄たちから

殺されかけて瀕死の重傷を負った時、

赤貝の粉を蛤の汁で溶かしたものを

飲ませると大汝牟遅は、蘇生したという

古事記の話から来ています。

潮浜参りの前には、

「オトツゲ石」があります。

こちらは男性用で、

石を持った時、軽く感じれば、

願いが叶い、重く感じれば、

神前でもう一度祈り直すというものです。

女性用の「オトツゲ石」は、

拝殿左側。

効能?は男性と同じです。

拝殿の龍の彫刻。

狛犬・木鼻は、

鹿児島仕様の明るい色。

吽形側。

拝殿から本殿へ。

本殿。

拝殿前でツーショット完了。

境内社

次に境内社へ。

「イシノコンボサア」(石の子望神様)

鹿児島弁はやはり難しいな~(汗)

子授け、安産の神様として

信仰されていると書かれています。

願掛け後、石を一つ持ち帰り、

成就後、持ち帰った石に

もう一つ石を添えて、

奉納するというものです。

右から、武内社、芦王社、

新大幡社、若宮社。

御神木

拝殿右横には、

クスノキの巨樹がそびえています。

拝殿とクスノキ。

案内。

「樹齢千年以上

平安時代、

幹周り約14メートル」

「やさしく三回撫でながら

願いごとを唱えてください」

このようなことが書かれています。

枝ぶりが、まさに神秘的ですね。

根っこには空洞があり、

ここから参拝します。

妻との大きさ比較で参拝は完了。

御朱印

社務所で授与していただいた

御朱印は素晴らしいものでした。

御朱印帳2ページ分の大きさで、

真ん中を折り曲げるのに

躊躇しています(笑)

真ん中の文字は、

黒か金か選べるのですが、

妻が「金」をお願いしますと言うと、

宮司さん(多分)は、

「女性は金、男性は黒と

言われる方が多いですよ」

そう話されていましたが、

僕も金を気に入っていたので、

女性的なのかもしれません(笑)

そして、御朱印とともに

いただいたのがこちらです。

僕たちはふたりとも五黄土星、

「何事にも果敢に挑んで成果の有る

繁栄運に恵まれます」

いや~背中を押してくれますね(笑)

まずは、城郭検定2級に挑みますが、

合格した場合は、

「幸運」だったという話になるのかな?

それでもいっか~!(笑)

 

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