高知城(2019年高知の旅)後編

 

江戸時代のまま

高知城の本丸には、

天守はじめ、本丸御殿、

四箇所の矢狭間塀など

江戸時代そのままに

全ての建造物が残っています。

これは全国唯一のもので、

そんな貴重なものを

よくぞ残してくれたものだと

高知の方々に感謝しかありません。

天守入場

石垣や建築物を堪能した後は、

いよいよ天守に入ってみます。

記念撮影用に観覧日の木柱を発見。

ツーショットはここで撮るしかない(笑)

現存する本丸御殿の入口が、

入城口という豪華版で、

江戸時代の殿様気分が味わえます。

本丸御殿の見取り図。

左上の赤い斜線が今入った玄関で、

そこから南(下)に向かって見学となります。

玄関。

案内。

江戸時代の本丸御殿が残るのは、

ここ高知城と川越城の

2つだと書かれています。

納戸蔵に展示された山内家の家紋。

土佐(高知)出身の岩崎弥太郎が、

三菱を興した時、この家紋と

岩崎家の家紋を統合させて出来たのが、

あのスリーダイヤの三菱のロゴだと

書かれています。

確かに形が似ている!

以前の大河ドラマ「功名が辻」で

山内一豊の妻、千代役の

仲間由紀恵が着ていた衣装。

うちわけ波の欄間。

推定樹齢348年という

杉の木の年輪に

歴代藩主の就任年を合わせて表示。

こうして比較すると

杉の木の長寿ぶりと、人の儚さが

よくわかります・・・

人は何代も入れ替わっているのに

この杉の木はずっと

江戸時代初期から現代まで、

高知城を見てきたのですから。

心に染みる良いもの見せて貰いましたよ!

縁側と庭。

物見窓。

鉄砲狭間からは視認が難しいので、

ここから広い範囲を監視したそうで、

確かに高知城下が見渡せますね。

藩主が座る上段の間。

奥の襖の中には、

武者隠しと言われる

納戸が見えます。

観光ボランティアとの出会い

ここで僕が写真を撮っていたら

ラッキーな事に、

観光ボランテァの男性が、

僕たちに声をかけて来ました。

「熱心に写真を撮られていましたね!」

そう言われて、

確かにカメラ小僧になっている自分を

改めて知った次第です(笑)

実は、前日、

龍馬の生まれたまち記念館で

案内してくれたボランティアガイドさんから

「明日高知城に行くなら13時に

ボランティアが案内する無料ツアーが

あるので、よかったらどうぞ」

そう言われていたのを思い出しました。

やはりご縁があったのでしょう!

そして、

床の間に飾られた十五代藩主、

山内容堂の書の説明から

案内はスタート(笑)

ここが納戸の中身。

確かに武者が隠れるには

もってこいの場所です。

このすぐ後ろには、

トイレがあります。

雪隠(せっちん)の間。

今で言う「便所」という意味です。

本丸御殿から天守への渡り廊下。

天守の扉の分厚さに

思わず見入ってしまいました。

ここから一階づつ案内をしてもらったので、

その間、写真は撮っていません。

やはり案内を聞きながらの撮影は、

なかなか難しいので、

最上階まで行き、ボランテァ案内が

終わった後、天守から降りながら

撮影することにしたのです。

天守最上階。

創建時と同じく

黒漆塗の高欄が取り付けられていて、

僕たちもそこを歩けるので、

見晴らしは抜群です。

追手門方面。

詰門から二の丸。

三の丸。

坂本龍馬の生家方面。

ここで、ボランティアの男性が、

NHKのブラタモリで、

タモリとアナウンサーの女性が

ここから坂本龍馬の生家跡を

指したポーズを

やってくださいと言われたので

やってみました(笑)

タモリ&女性アナウンサー?(笑)

ここで、ボランティアにお礼を言って、

別行動に。

さて、ここからは写真三昧と

いきますか(笑)

東側の景色。

鯱(シャチホコ)。

本丸御殿、黒鉄門、矢狭間塀

全てが江戸時代のままの光景は圧巻。

天守の一つ下の段。

柱も無くてシンプルです。

左が山内一豊の妻、千代。

真ん中が初代藩主山内一豊、

右が一豊の弟であり、

二代藩主忠義の父、山内康豊。

この絵を見ながら

ボランティアから教えて貰ったのは、

初代藩主には嫡男がいなかったので、

弟の子供が二代藩主になったこと、

そして、幼女を地震で亡くしていた事・・・

光と影、他人には知らない

人生があるのです・・・

下の階。

展示物などが無い分、

本物を見られる気分で、

(本物ですが・・笑)いいですね。

銃眼(鉄砲狭間)から狙う妻。

ジオラマが素晴らしい。

こちらは東から見た高知城で、

手前右が三の丸、その上が二の丸、

左側が天守と本丸御殿です。

西側から。

同じ石垣を現代の僕たちも

見られるのが凄い事です。

天守登城記念(笑)

帰りながらも

やはりもっと観たい(笑)

ここは本丸の石垣が、

良く見られるスポットです。

左が詰門、右が本丸。

二の丸庭園からの天守。

ここまでで高知城散策は完了。

籠城可能な?トイレ

駐車場に戻って発見したのが、

こちらのトイレです。

鉄砲狭間付きのトイレ!

トイレに籠城したときは、

ここから狙い撃ち出来るという

優れもの(笑)

今日のビックリ

天守最上階の階段前にあった

注意書きにビックリ。

落書き、喫煙、飲食・・・

これは最もですが、

最後に「昼寝」!!(笑)

ここで殿様気分を味わいながら

お昼寝をする人がいるのでしょうか?

確かに天下を取った気分で、

最高に気持ち良いかも(笑)

 

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