2021/04/18
口之津歴史民族資料館(南島原市)
無理は禁物?
口之津歴史民族資料館を訪問して、
感じたのは、
この施設は、町の本当の魅力を
伝えきっていないということです。
(あくまでも個人的な思いです)
僕たちが着いたのが、
閉館40分前位で、
じっくりと見られなかったのも
あるでしょうが、
昔からの分館(旧館)と、
口之津港のターミナルに出来た
本館(新館)が
少し離れた場所にあるというのも
利便性は良いとは言えないし、
同じ南島原市の
有馬キリシタン遺産記念館の内容が、
あまりにも濃くて素晴らしかったから
それと比較してしまって、
いっそう感じたのかも知れませんが、
時間の都合で、神社参拝をカットして、
無理してでも行ってみた割には、
ちょっと楽しさは少なかったかも(笑)
やはり、「無理して」という気持ちが
既にいけなかったのかも知れませんね。
分館
元々あった旧館は、
別館として扱われているようで、
最初は、ここが本館と思い
訪問したのですが、
この分館に行くには、
恐らく日本でもトップクラスに
「怖い橋」を渡らないと行けないのです。
怖い橋の全景。
(本当の名前は知りません)
何故怖いのか?
一方通行でもないのに、
幅員は3mなのですよ!
「離合できない場合があります」
と書かれていますが、
「場合」ではなく物理的に出来ません。
途中道幅が4mくらいの場所が
少しだけ設けられていますが、
分館からの帰りがけなどは、
対向車が2台も来て、
そのうち一台は、緊張の為か、
めっちゃ運転が下手(失礼!)で、
「絶体絶命」(笑)のピンチまで
経験してしまったのです。
僕にとって
口之津歴史民族資料館の思い出は、
この恐怖体験が、
その多くを占めることとなりました(笑)
分館
展示物は撮影OKでしたが、
時間がないので、急いで本館へ。
本館正面。
2階の両端に展示室があります。
ただし、全部撮影禁止なので、
心に思い出を刻んで帰ります。
本館のビルからの
口之津港の眺め。
一羽のアオサギちゃんが佇んでいました。
今日の一枚
展示物は撮影できませんが、
廊下のパネルは問題ありません。
本館の壁に飾られていた
「天草の崎津集落」のパネル。
口之津の対岸、
熊本県天草の集落で、
世界遺産に登録されています。
イエズス会修道士アルメイダによって
布教が開始され、
村の多くは信徒となったそうです。
今回の一泊二日の旅では、
第一日目に行く予定だったのですが、
旅の直前になって、
「宮本武蔵の足跡を追う」旅に
変更した結果、
「幻の訪問地」となった所です(笑)
パネル写真とはいえ、
ここで崎津集落に出会えるなんて、
これも何かのご縁でしょう!
きっと訪問する日も近いかも(笑)