真清田神社(愛知県一宮市)厳島社

古札の行方
神社に納める古札、
その行く末は大まかに
三通りあると感じています。
一つ目は、「どんど焼き」のように
日程を決め神事として、
無病息災などを願って焼くもの。
二つ目は、
大量の古札が発生する場合で、
ゴミ収集車に持って行って貰うもの。
現場を見た事がありますので、
間違い無いかと思います。
三つ目は、
納められた都度、焼くもの。
この中で、
真清田神社で見た光景は三つ目です。
網の中で焼かれる古札。
暖かな炎を見ながら煙を体に当てると
ご利益ありそうな?
いや、ここはお寺じゃないし(笑)
たかが古札、されど古札、
大切にしてくださり
ありがたい限りです。
服織神社
三八稲荷社を参拝後、
境内東側へ移動。
途中、神馬にご挨拶。
服織神社の入り口で
存在感を放つハート形のクスノキ。
さすが女神様のお社ですね!
早速ハートのポーズの妻と
記念のツーショット(笑)
横の標柱に刻まれた名前は「御縁楠」。
御神木に名前を付け、
その名前を参拝者が口々に発すると
それは言霊となり、
いつしかただの御神木ではなく、
名前に相応しい枝ぶりになる・・
そんなハートのクスノキなのでしょう!
この楠、
根本から五本の幹が伸びていて、
これも名前の由来の一つなのかな?
こちらは「幸運楠」。
参道を歩くだけで、
幸運をGET出来そうですね(笑)
拝殿へ。
御由緒。
以下超訳です。
「御祭神は本社御祭神、
天火明命の御母親神である
萬幡豊秋津師比賣命。
織物の守護神として、
尾張地方の織物業発展を
見守って来られた。」
参拝。
本殿右側。
本殿左側の「紅い糸むすび」。
七夕の織姫伝説にまつわるもので、
僕たちは糸は結んではいないけど
お参りだけしています(笑)
厳島社・八龍神社
次に服織神社の斜向かいに位置する
厳島社と八龍神社へ。
参道入口。
石畳は一枚一枚に
奉納者のお名前が刻まれています。
御社殿の銅板などでも見かける
寄進システムですが、
これってある意味
クラウドファンディングの
先駆けみたいなものでしょう(笑)
途中ショートカットコースもありますが、
僕たちは正面参道へと迂回します。
こりゃ〜素晴らしい〜!
浄化された水面がキラキラして、
たまらんですな〜(笑)
正面右側、藤棚下からも撮影。
右側に見えるのは、
美しい水を保つための
ろ過装置という名の秘密兵器(笑)
休みなく鋭意ご活躍中です。
ここ、めっちゃ癒される〜!
厳島社(右)と八龍神社(左)。
厳島社の御祭神、
市杵島姫命に参拝。
例祭は七月十六日で、
提灯祭が七月七夕まつり前夜祭として
行われると記されています。
福岡県の宗像大社中津宮にも
織姫神社という摂社がありますが、
宗方三女神と七夕との繋がり、
何かと深いようです。
八龍神社に参拝。
北東側の境内社
真清田神社の鬼門守護なのかどうかは、
不明ながらも、
境内の北東の小山には、
境内社(末社)が三社鎮座しています。
ちょっと山登り(笑)
右から秋葉社、愛宕社、須佐之男社。
右二つはいずれも火伏せの神で、
鬼門から来る火種を断つという
大役を背負われているのかも
知れません。
ここからはそれぞれを参拝へ。
秋葉社。
愛宕社。
須佐之男社。
三末社
真清田神社参拝のラストは三末社へ。
ここから本殿へ。
左から愛鷹社、犬飼社、天神社。
愛鷹社の御祭神は山幸彦(弟)、
犬飼社の御祭神は海幸彦(兄)、
釣り針を失くして兄にいじめられた弟、
弟に成敗された兄、
今では仲良く並んでおられます(笑)