大避神社(兵庫県赤穂市)後編
御祭神の功績
大避神社の御祭神、
秦河勝について
Wikipediaを引用すると、
以下になります。
「京都最古の寺とされる広隆寺を建立、
聖徳太子より賜った
弥勒菩薩半跏思惟像(国宝)を
安置したとされる。
広隆寺近隣には大酒神社があるが、
神仏分離政策に伴って広隆寺境内から
分散し遷座したものとされ、
当社も大避(大酒)と云われる
由縁の一つである。」
広隆寺の建立も
僕が小学生の頃(笑)
50円切手の図柄だった
弥勒菩薩の安置も、
み〜んな秦河勝さんの
功績だったんですね!
境内社
大避神社には、
立派な境内社がたくさんあります。
拝殿両脇には回廊があって、
その東側の回廊終点から
さらなる回廊が繋がっています。
ここを神様が行き来するから
屋根を付けたのでしょうか?
いや、
人間のためかも(笑)
「新宮」
御祭神は、
聖徳太子、住吉大神、
金刀比羅大神、海大神。
主祭神の秦河勝が懇意にしていた
聖徳太子を除き、
みなさん海関係の神様ですね。
立派な本殿にも参拝。
階段で上の境内へ。
稲荷神社っぽい鳥居。
まずは鳥居正面の荒神社に参拝。
「農業、かまど、台所」と書かれ、
めっちゃ分かりやすい御祭神の紹介に、
思わずニヤリ(笑)
次に鳥居をくぐって左、
稲荷神社に参拝。
ここは屋根に注目!
右は阿形の狛狐。
左は吽形。
御社殿は赤くもなく、
両脇には「普通の石狛犬」という
全く稲荷神社っぽくないのに、
ここで
「さりげなく稲荷を魅せている」のが、
隠れたお洒落というか、
センスありますな〜!
本殿に参拝。
こちらも至ってスタンダードですね。
稲荷神社の南側には、
天満宮がありますが、
ここは一旦参道まで戻り
改めてスタートします。
参道に立つ常夜燈。
明和六年(1769)の寄進です。
250年の歳月が
経過しているとは思えないほど
綺麗に保たれていますね。
御神木と手水舎。
御神木下の石碑。
「ひょんの実に
似たるうつぼで流れ着き
梅原猛」
御祭神の秦河勝が、
蘇我入鹿の追求を避け、
ここに流れ着いた光景を
詠んでいるのでしょうか・・・
天満宮拝殿。
本殿に参拝。
天満宮の右隣、恵比須神社に参拝。
境内社巡りの後、
本社拝殿前にてツーショットを撮影。
これにて大避神社の参拝は完了し、
この旅最後の重要な目的地、
お土産やさんへ(笑)