大山崎歴史資料館(京都府大山崎町)

 

定休日

旅をする時に

気をつけないといけないのが、

「定休日」。

博物館系の場合、

「月曜日」というのが多いので、

特に月曜日は要注意です(笑)

今回訪問を予定していた、

大山崎歴史資料館と

幕末維新ミュージアム「霊山歴史館」は

どちらも定休日は月曜日。

という事で、山崎周辺の散策は

旅の二日目の月曜だけど、

どうしても見ておきたかった、

大山崎歴史資料館だけは、

前日に行くという旅程になり、

二日連続で同じ町を訪問する

かなり珍しい旅となりました。

山崎駅

駅の改札を出ると、

やはり大河ドラマで

盛り上がっています。

明智光秀だけでなく、

「登場人物ゆかりの地」なので、

比較的、広範囲に見所が点在し、

僕の知らない場所の紹介もあり、

思わず、「ここも行きたい病」が

頭をもたげてきて困ります(汗)

そして、駅構内を出ると、

ちょっと面白い光景が。

山崎駅&デイリーヤマザキ!

洒落のきいた、

山崎コラボに思わず笑ってしまいます。

ここは洒落に乗って、

お昼はヤマザキのイートインで

食べるしかないでしょ!

店内飲食に適応される消費税10%、

ちゃんと申告しましたよ(笑)

妙喜庵

山崎駅の目の前で見つけたのが、

この妙喜庵(みょうきあん)です。

何やら国宝があるそう・・・

茶室「待庵」が国宝、

「書院」が重要文化財。

三つの肩書が書かれた石碑。

右は戦国時代の連歌師、

山崎宗鑑の旧居跡という説に基づくもの、

真ん中は山崎の戦いで秀吉が、

陣を置いた場所である事。

左側が一番の目玉で、

Wikipediaを引用すると

「日本最古の

茶室建造物であると同時に、

千利休作と信じうる

唯一の現存茶室である」

やはり凄いですね!

それが故に見学は容易ではありません。

「拝観謝絶」

まるで「面会謝絶」の病棟を

思い起こさせる文言です(笑)

一見さんはお断りで、

拝観は一ヶ月前までに

往復はがきで申し込む必要があります。

しかも団体・高校生以下はお断り。

僕は、このお寺の考え方、

大いに共感していますし、

ネット時代に往復はがきという

アナログな方法にも思わず拍手です。

「熱意と敬意を持って

見学する大人のみ受け入れる」

文化財保護の観点からしても

素晴らしいと思います。

大山崎歴史資料館

青空が急変して、

雪が降りしきる中、

山崎駅から歩いて5分ほどで、

大山崎歴史資料館に到着。

雪の中、建物も寒そう(笑)

正面玄関。

ここから入ります。

お~ここには光秀が!

テンション上がりますね。

エントランス。

出迎えてくれたのは、

長崎県出身の

親切な職員さんとこのカエル。

資料館前の屏風の写真。

江戸時代初期に描かれたもので、

当時の山崎周辺が良く分かります。

山崎町イラストマップ。

淀川が、三つの川の合流とは、

初めて知りました。

入口の前のスペースで撮影。

館内のメインは、

「千利休作とされる

待庵の創建当時の姿の

原寸大復元模型」ですが、

館内は撮影禁止なので、

写真はありません。

その他にも映像など、

楽しく館内を見学出来、

やっぱり「無理してでも」

ここに来た甲斐がありました(笑)

エントランスに戻ってちょっと散策。

山崎町は、

中世「油座」で繁栄した町なんですね。

顔出しパネルは、

やるしかありません。

秀吉、光秀どっちから顔を出すのか?

ちょっと迷いましたが、

ここは「麒麟がくる」の明智光秀に

肩入れしてしまいました(笑)

大いに楽しめた資料館を出てみると、

ビックリするような青空じゃないですか!

入った時の雪が嘘のような快晴。

こんな天気になるなんて、

僕たち、

やっぱり何か持っていますね(笑)

 

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