立石寺(山寺)(山形県)その1

 

嬉しいお言葉

一泊二日の山形の旅、

一日目に立石寺りっしゃくじ(山寺)に行った時は、

駐車場に車を停めるも

大雨になり参拝を断念・・・

翌日再訪問することにした結果、

今度は、天気にも恵まれ、

1015段ある石段を制覇し、

参拝は無事完了しました。

この時、感動したのが、

1000円以上買えば、

駐車料金が無料になるという

お土産屋さんのお気遣いです。

「昨日は参拝されず帰られましたよね。

お客様には、すでにお土産を

ご購入いただいていますので、

今日の分は不要です。

どうぞゆっくりお参りしてきてください」

このようにおっしゃったのです!

僕たちのことを覚えていて、

しかもこんな親切にして貰えるとは、

有難い限りですよ!

お言葉に心から感謝しつつ、

追加のお土産を購入させて頂いたのは

言うまでもありません(笑)

遠望

ますは、遠望を楽しむため、

昨日同様、山寺松尾芭蕉記念館へ。

駐車場。

昨日も見た(笑)

宝珠山・山寺眺望図を再度確認。

庭園へ。

お〜見えてきた〜!

ちなみに、

前日の同じ風景はこちらです。

雲がおりた幻想的な雰囲気ですが、

青空はまた格別ですね。

両方見られた僕たちは、

かなりラッキーかも?(笑)

この後は、要所をズームで撮影。

青空と宝珠山。

「天狗岩」

左上が「五大堂」

その右下が「開山堂」、

右端の小さいのが「納経堂」。

修行する人だけが行ける釈迦堂。

山寺宝珠橋

山寺松尾芭蕉記念館から

少し下って、

冒頭に書いたお土産屋さんの駐車場へ。

右側がお土産やさんの

えんどう本店」、

左側が駐車場です。

お店から立石寺方面に歩くと、

見えてくるのが、

朱色の「山寺宝珠橋」で、

この辺りから見た風景も

またテンション上げてくれます。

五大堂。

「天狗岩」(左)と

「香の岩」(右下)。

どれだけ見ても

見飽きません(笑)

渡橋開始。

立谷川の上流方面。

JR仙山線の橋梁も見えています。

対面石と対面堂

立谷川の下流方面には、

こんな景色が広がっています。

川岸に大石が見えていますが、

これが「対面石」です。

ちょうど右側に人がいるので、

石の大きさが分かりますね!

妻曰く、

「なんかハートに見える!」

確かに、角度によっては

ハート型かな?

そして、この対面石、

まさに「ハート」にふさわしい、

愛ある逸話の舞台なのです!

「対面石と対面堂」

案内を抜粋すると以下になります。

「この大石は対面石といわれ、

貞観二年(860)

慈覚大師が山寺を開くにあたり、

この地方を支配していた

狩人磐司磐三郎ばんじばんざぶろうと大師が

この大石の上で対面し仏道を広める

根拠地を求めたと伝えられている。

自然の景観を生かし、

山岳仏教の霊場を築きあげるため、

動物を殺すことをやめてほしいという、

慈覚大師の尊い心に感動した磐司磐三郎は、

生業としていた狩猟をやめたうえ

自ら仏道に帰依して立石寺開山の

基礎づくりに協力したといわれている。

狩人をやめたことを喜んだ動物達が

磐司に感謝して踊ったというシシ踊りが、

八月七日の山寺磐司祭で奉納される。」

「この対面石前のお堂は、

慈覚大師と磐司磐三郎の両像を安置し、

山寺開山の功績を永く称えるために

建立されました。」

磐司磐三郎さん、

相当に気量の大きい方だったのでしょう!

なんか高野山の道場を開くため、

弘法大師が地元の狩人から道場を開く

良い場所を教えて貰ったお話と

似たような逸話ですね。

しかも

弘法大師に土地を提供したという

丹生都比売にうつひめ神社にも狩人が

祀られていますし、

土地の提供と狩人は

なんだか深いご縁があるようです。

対面堂。

慈覚大師と磐司磐三郎の像に参拝。

対面堂の右側、

文化五年(1808)に

対面石に建てられた「湯殿山」の石碑。

湯殿山信仰の一つでしょうか、

山形ではよく見られます。

幸福の鐘

対面堂の左側には、

「幸福の鐘」なるものがあります。

自由に撞いて良いそうです!

妻も僕も撞いて見ました。

心癒される素晴らしい音色に、

ビックリしました(笑)

(続く)

 

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