真田宝物館(長野県長野市)
広く浅く沢山見る
過去10回位は書いたでしょうが、
僕たち旅は、
広く浅く沢山見るが信条(笑)
現地では一箇所で深堀りせず、
超浅くてもいいから
とにかく行きたい場所に多く行くこと。
行けば何かに出会え、何かを考え、
そして、予測もつかない何かを
吸収出来る(はず)。
そして、ネットを使えば
家に帰った後、好きな時間に
深堀りも可能な時代。
なので、やはりまずは行くこと。
そんな考えのもと、
今回の信州・甲州の旅は、
「より広く浅く」なった旅かも?
どこまで浅くなるのかが怖いですね(笑)
松代城下
松代城周辺には、
江戸時代からの建物が、
多く残っています。
松代城の駐車場の案内図。
これを見ても周辺には、
たくさん興味深い所があります。
しかし、いくら広く浅くと言えども、
一つに集中するしかありませんので、
僕たちは、「真田宝物館」のみに
行くことにしました。
途中通りがかった真田邸(新御殿)。
江戸時代末期の御殿が残る
全国的にも貴重なものですが、
この後、
川中島古戦場へ行くのを優先し、パス。
恩田木工民親
(おんだもくたみちか)の像。
「江戸時代中期、
松代藩の財政立て直しに成功した人。
木工の事績は、「日暮硯」につづられ、
その写本が流布し、
全国的に知られるようになった。」
銅像の案内を要約すると
こんな感じで、
ネットで調べると、硬軟織り交ぜた
絶妙な改革だったようで、
「日暮硯」の現代語訳本なども
いくつか出版されています。
真田宝物館
松代城の駐車場から
歩くこと5~6分で宝物館に到着。
宝物館正面。
玄関前にある、
真田幸治氏の銅像。
真田家第十二代当主で、
真田家450年に渡って伝わる宝物を
ここに寄贈した方です。
宝物館内
館内は撮影禁止なので、
全てを心に刻むしかありませんが、
それは、やはり無理(笑)
しかし、唯一写真が
撮れる場所がありました。
女信之見参!(笑)
真田宝物館だより六連銭
写真は撮れないものの、
ここには素晴らしい冊子があります。
それが、「真田宝物館だより六連銭」という
宝物館が定期的(不定期かも?)
発行している宝物館だよりです。
過去のものなど含めて
4冊いただきましたが、
どれもこれも興味をそそるものばかり!
その中から
この一冊をチョイスしてみました。
松代藩士たちを深掘りした内容で、
この藩士たちの家屋が江戸時代から
残っていることも紹介されています。
左上の「旧横田家住宅」など、
行ってみたかったと悔やまれるほど
デザインの斬新さに魅了されますね。
実際、展示物として、藩士の甲冑など、
多くを見る事ができたので、
文章を読むと少~しだけ
記憶が蘇る時もあります(笑)
先程の「横田氏」です。
上杉景勝の朱印状などもあり
重要な藩士だったことがよく分かります。
余談
真田宝物館を見学途中、
屋根を伝って
物凄い雨音が響いてきたのです。
松代城では、青空も多かったのに、
館内にいる時だけ雷雨とは、
ラッキー過ぎますね。
見学が終わって妻を館内に残し、
僕一人松代城の駐車場まで
車を取りに行った時だけ
かなり濡れましたが、
この後の散策地でもこんな事は
ありませんでした。
いつも有難う!天気の神様(笑)