2021/03/17
山王宮 日吉神社(福岡県久留米市)
神様と波長が合う
境内に入って何となく居心地が良い、
または、その逆を感じる事があります。
僕は全く霊感も第六感も無いので、
パワーを感じるとかではありません。
やはり、何回も書いているように、
神様に奉仕されている
宮司さんの気持ちが伝わるか
そうでないかではないでしょうか。
ですから、「神様と波長が合う」とは、
宮司さんの波長と合うという事に
他なりません。
ここ、山王宮 日吉神社も
その一つであったのは
言うまでもありません。
昼食
この日のお昼は、
妻が作ってくれた弁当です。
神社の無料駐車場はありますが、
参拝していない時間に
神社の駐車場を使うのが
憚られたので、同じ敷地内の
有料駐車場で食べたという
小心者夫婦です(笑)
境内
駐車場の隣が神社です。
社頭。
猿田彦大神。
天保三年(1832年)の建立。
道祖神。
寛政元年(1789年)の建立。
一の鳥居。
文政三年(1820年)寄進の狛犬。
吽形。
シンプルながらも
味のある手水鉢。
拝殿にて参拝。
本殿。
境内社
本殿の右隣に、
幾つかの境内社が鎮座しています。
恵美須神社。
参拝。
琴平宮、宮地嶽神社、天満宮。
稲荷神社。
参拝。
石造青面金剛像
境内社よりも・・・
そう言っては神様に申し訳ありませんが、
境内に入って一番気になっていたのが、
「石造青面金剛像」です。
案内を
幾つか抜粋すると、
「この像の塔身は凝灰岩で、
中央に青面金剛像及び
脇侍童子が陽刻されています。
主尊は輪光背を負い、
怒髪三眼瞋目六臂で
足下に邪鬼を踏む。」
「台座には「元文五庚申年」とあり」
(西暦1740年)
「庚申信仰には、
神道系の猿田彦太神、
仏教系の青面金剛像などがあり」
このように書かれています。
神仏習合の名残で、
ここに貴重な青面金剛像が
残されてるのでしょうか。
正面。
青面金剛像。
下には三猿と鶏が陽刻されています。
Wikipediaによると、
「三猿のモチーフは、
庚申信仰の伝播とともに
近世以降広く用いられるようになり、
主尊の青面金剛を描く際、
その足元に三猿が添えられた例が多い。
また庚申塔にも多く
三猿が彫り込まれている。
天台宗は比叡山の鎮護社の
日吉大社と密接な関係にあり、
日吉大社を本尊とし、
猿を神使とする山王信仰が、
庚申信仰と習合した結果ともいう。」
このように書かれていて、
その具体例が、
この青面金剛像という事ですね!
古い石狛犬。
吽形。
青面金剛像にはこんなものが、
無数に奉納され吊るされています。
これは、「くくり猿」といって、
案内によれば、
「両手両足をくくられ、
欲のままに動くことのできない猿
猿から「去る」に通じ、
「魔が去る」とされ、
くくり猿をつるすことで、
厄が去るとされる。」
このように書かれています。
欲のままに動く僕も
手足を縛って吊るして欲しいかも?
いや、そんなはずは・・・無い(笑)
青面金剛像の右隣には
二つの神様がいらっしゃいます。
右には「弘法大師」と書かれていますので、
仏の方でしょうか・・・不明です。
最後にツーショットで参拝完了。
今日の癒やし
まずは御朱印。
季節感満載の梅とウグイスですよ!
おもてなし感満載で、癒やされました。
もう一つが、
境内のあちこちで見かけた
瑞々しい竹の鉢です。
恵美須社の前に置かれていたものです。
これが、境内のあちこちにあるのですから
もう癒やしが止まりませんね(笑)