仙の岩(宇佐市安心院町)
写真では・・・
「仙の岩」の切り立った崖の景色は、
実際に見ると素晴らしいのですが、
僕の写真技術では
全くと言っていいほど
表現出来ませんでした。
逆に、
人の目の凄さを改めて
認識した次第です(笑)
仙の岩公園
仙の岩の向かいには、
「仙の岩公園」が整備されていて、
その一角に建つのがこちらのマップです。
ここは「深見地区」という場所のようで、
深見小学校の児童が
このマップ作りに参加していて、
小学生の手づくり感と、
プロの看板屋さんのコラボが、
絶妙にマッチして、
大変見やすいマップとなっています。
案内を要約すると
以下になります。
「仙の岩の剣ヶ岳は
全耶馬渓中随一の大柱である。
また、百メートルの大絶壁や
正面の平岩・大中小の
屏風岩・大巌寺岩窟などがあり、
千年以上も昔より
山岳仏教の修行場であった。
往時、僧法道仙人がいたので
仙の岩と呼ぶようになったと言われる。」
公園から仙の岩を撮影。
民家との対比で
断崖の高さがわかる・・かな?(笑)
地元の人のお話では、
上まで歩いて行けるそうですが、
勿論、そんな気力は
僕たちには残っていません(笑)
「仙の岩と筧白雅」
案内を要約すると
「青の洞門で有名な名勝・耶馬渓は、
中津市はじめ、安心院を含む
多くの町に点在しています。
ここ、仙の岩は、
耶馬渓の奇岩の中でも
随一の大きさです。
耶馬渓については、江戸後期の儒学者
頼山陽により有名になったのですが、
ここにも多くの文化人が訪れていて、
宇佐天津の筧白雅もその一人です。」
このように案内され、
筧白雅の漢詩が書かれています。
そして、
「頼山陽」という名前を見ると、
条件反射の如く(笑)
広島市の猿猴橋で見た、
頼山陽の母思いが凝縮された
素晴らしい漢詩を思い出します。
綺麗に整備された公園の風景。
深見側を挟んだ、
仙の岩対岸の山。
この中腹で見つけたのが、
こちらの洞窟です。
防空壕でもなさそうだし、
こちらも山岳修行の
行場だったのかも知れません。