志賀神社(佐賀市)
鍋島直正も祈願
志賀神社の御由緒には、
「鍋島直正は、
大願成就を志賀神社に
祈願して我が國初の国産蒸気船建造に
取り掛かりました。
その結果、慶応元年(1865年)
凌風丸が三重津海軍所で進水しました。」
このように案内されています。
三重津海軍所もこの神社から
徒歩5分ほどの場所ですから、
人で言えば「産土神」みたいなもの、
鍋島直正のご祈願には、
航海安全の神様、志賀大神も
さぞかし気合が入った事でしょう(笑)
志賀神社へ
佐野常民生誕地とは目と鼻の先に
志賀神社は鎮座しています。
常ちゃん(笑)も小さい頃、
この神社で遊んだかもしれません。
参道入口。
一の鳥居。
佐賀県には、
他県ではほぼお目にかかれない、
漢文が刻まれている鳥居が、
数多くあり、ここも例外ではありません。
肥前鳥居や、肥前狛犬、
この鳥居に刻まれた漢文も含め、
独創的な文化を持つ佐賀県・・・。
こんな
「新たなものを切り拓く精神」こそが、
幕末の大活躍に結びついたのではと
思ってしまいます。
社頭。
洗練されたデザインの燈籠。
左側の燈籠。
意外と新しく、平成二年の建立です。
御由緒。
御社殿
さらに参道を進み御社殿へ。
手入れの行き届いた境内。
手水舎にも
立派な注連縄が張ってあります。
拝殿。
参拝。
本殿。
拝殿向かって右側の玉垣内には、
神様を見守るように
一体だけの肥前狛犬がいます。
ここでツーショットを完了。
祖霊社
本殿向かって左側には、
かなり立派な境内社である
祖霊社があります。
参道も専用です。
拝殿。
参拝。
案内には、
「祖国日本の礎となった靖国の神霊や
歴代宮司をはじめ所縁の神道家の
御神霊をお祀りしています」
このように書かれています。
祖霊社の本殿。
境内社
境内社は多数あります。
猿田彦大神でしょうか?
石祠群。
稲荷社?
石仏と石祠。
御神木
本殿の真裏にそびえるのは大クスです。
樹齢は500年前後でしょうか。
常ちゃんもこれに登ったかな?(笑)