椎尾(しいお)八幡宮(山口県岩国市)
吉川家先祖の地、静岡から勧請
江戸時代、日本各地の大名は、
ご先祖が同じ土地の人とは限りません。
中央から派遣された
国史や地頭などから土着したものや
江戸時代に転封などで違う地方から
来たものなど他国出身者が
ほとんどかも知れません。
岩国藩(領)主の吉川家も
地元とは程遠い駿河の国、
今の静岡県が先祖の地であり、
椎尾八幡宮のご由緒書きには、
駿河の国に鎮座している
駿河八幡宮を勧請して
建立したのがここ椎尾八幡宮と
記してあります。
駿河八幡宮を調べてみましたが、
現在は存在しないようなので、
これは静岡市駿河区に鎮座する
八幡神社(別名駿府神社)かも知れません。
椎尾八幡宮へ
早朝から家を出て、
何カ所も神社や城などに行き、
ちょっと疲れていたのでしょうか
椎尾八幡宮では、
写真の枚数が極端に減っています(笑)
今僕たちの旅のやり方は
「広く浅く」
たくさん見て回るのを優先する事。
だからこんな現象も起きます(笑)
これが階段を上り切った
一番上の鳥居です。
というか階段は上っていません(笑)
境内から出てすぐ
反対を向いて撮影しました。
山の上のご社殿横まで車道があり
そこまでは車で行けます。
しかし、ここから山の麓にある
参道の正面の入口に戻るには
相当山を下りなければならず、
体力と気力と時間が
無くなった僕たちは
あきらめました(笑)
だから下からの写真は無いのです。
椎尾八幡宮縁起。
冒頭の説明は
この縁起の内容に準じています。
参道の向こうは拝殿。
白い鉢巻きに注連縄の阿形の狛犬。
紅い鉢巻きに注連縄の吽形の狛犬。
ご祭神の一柱でもある
猿田彦神を守る烏天狗の石像。
猿田彦神の鼻は天狗のように長かったとも
言われていますので、その親戚?
とでもいう天狗が
奉納されたのでしょうか(笑)
写真の枚数が少ない割に
ツーショットは忘れていません(笑)
最後に境内社を参拝。
三社を一枚で撮影するとは
相当疲れていたようですね(笑)
椎尾八幡宮の参拝はこれにて完了です。