下石動(しもいしなり)天満宮(佐賀県吉野ヶ里町)後編

 

隠れた宝物

この神社を崇敬されている

地元の方々には

失礼かも知れませんが、

神社にも、巨樹にも興味がない人が、

何も知らずにこの神社の

前を通りがかっても

「田舎のさびれた神社」

くらいにしか思わないかも知れません。

しかし、これでは勿体ない、

いや勿体な過ぎるのが、

ここ下石動天満宮なのです!

前編で紹介した、保存状態も良く

350年以上前に建立された当時の

オリジナルの素材で建つ肥前鳥居、

御神木のクスノキなどだけではなく、

下石動天満宮の凄さは、社殿自体が、

稀に見る傑作という事なのです。

社殿彫刻にため息

拝殿や本殿が、

いつ建てられたかなどの

案内がありませんので、

詳しいことはわかりません。

拝殿で参拝を終えた僕たちは、

頭上の彫刻を見て、

思わずため息が出ました。

素晴らしいではないですか!

何とも繊細な彫刻。

エイリアン(笑)の顔も

これ以上無い出来映えです。

屋根を支える餓鬼?力士?や狛犬も

この通りの繊細さで仕上げています。

餓鬼?力士?も阿吽になっていて、

向かって右側、こちらは阿形ですね。

手狭。(軒の勾配により生じた

三角形の隙間を埋める装飾の呼び名)

こちらも素晴らしい!

拝殿の天井絵を撮影したら、

天井と壁の仕切りにも

装飾が施されていました。

拝殿を一通り見学して、

次に本殿へと向かいます。

本殿の床下はコンクリで、

固められていますので、

近代に補強修復されたのでしょう。

右の幣殿部分には青色の

プラスチック版が付けられて

応急処置のようですが、

これだけ立派な建物なのですから、

出来れば、本格的に

修復してもらえればいいのですが…

そして、本殿の彫刻も拝殿に

負けず劣らず素晴らしいものです。

肉球〜〜!!

プニプニしたくなるような

リアルな肉球に萌え〜(笑)

誰が彫刻したのでしょうか?

波というか、雲というか、

とにかく繊細かつダイナミックです。

また、本殿の左右には、

こんな狛犬もいます。

本殿向かって右側に吽形。

珠を右手(足)に持って

空中に浮かせている珍しい形です。

左側に阿形。

凄い躍動美。

思い切りお尻を上げた姿も

超セクシー(笑)ですね!

次に、御社殿右横の広場前に並ぶ

お堂を巡ります。

この本格的なお堂と

鐘楼などを見ると、

江戸時代までは

神仏習合の神社で、

この広場には神宮寺が

あったのかも知れません。

木像が置かれた札所。

古い石仏が沢山置かれたお堂。

こちらも同じく石仏。

相当に古そうな

木像も納められていました。

これで、参拝は完了…

では、なく、

ここに来た時から

ずっと気になっていた

鐘楼へと向かいます。

鐘楼の背後には御神木の

クスノキが守るように立っています。

梵鐘。

へ〜これって撞(つ)く事が出来るんだ!

と言う事で、

早速、妻が撞きました。

心が静まる素晴らしい鐘の音に

しばし煩悩を忘れる僕たち…

梵鐘には

「下石動天満宮二十五年大祭記念」

このように書かれています。

そして、「念」の文字の

右下には鉄砲の弾が当たったような

穴が開いているのが、気になります。

いったいいつごろ製作された

梵鐘なのでしょうか?

興味津々です。

鐘の音色に煩悩も忘れたところで、

拝殿前に戻って恒例行事。

記念のツーショット(笑)

実は、今、

「こうれいぎょうじ」を文字変換したら

一番目に、

「高齢行事」と出てきました!

やはりこのツーショットは、

高齢行事なのかも知れません(笑)

拝殿から戻る時、

狛犬目線で撮影。

狛犬、御神木、鐘楼、肥前鳥居、

こうやって見ると、

参道を歩いて来る

参拝者が守られている感満載ですね。

吉野ヶ里町という

古代遺跡のある町で、

こんなに素晴らしい神社に出逢えて、

本当に大満足でした。

今日の癒し

お堂前に一人佇む石像の僧侶。

この優しい表情に、

心から癒されました。

 

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