高祖神社(福岡県糸島市)後編
旅する目的
高祖神社については、
高祖城跡に鎮座していて、
お城散策の拠点であるくらいの知識で、
どちらかと言えば行き当たりばったり的な
訪問でした。
そして、いつものように
足を運んだことで、今まで知らなかった
様々な発見をしたのです。
もはや旅に「行く」という行為が招く
思わぬ発見自体が、旅の目的の一つに
昇格している今日このごろです(笑)
境内散策
境内にはいくつもの
見所があります。
男池。
女池もあるかと見回したのですが、
なかなか発見出来ず、
あきらめました(笑)
本殿向かって右後ろの
伊奘諾神社。
本殿向かって左後ろの思兼神社。
御神木のクス。
このクス、本殿に向かっているような、
素晴らしい枝ぶりなんです。
本殿に向き合うように
建てられた立派な神楽殿。
江戸時代までは怡土郡の神職の奉仕で
舞われていたものが、
明治になり、氏子によって
受け継がれているそうです。
社殿右下にも見逃せない
御神木があります。
幹は空洞化しているのに
この樹勢には素晴らしい生命力を感じます。
境内端にある参拝客や登山客が
休憩できる小屋。
その名も「くつろぎ処」
壁には、僕が気になるものが
いくつも貼ってあります(笑)
高祖城の縄張り図。
周辺の見どころ。
神功皇后伝説の緋脅し岩が気になって
神社参拝後に探したのですが、
見つけきれませんでした。残念!
高祖山
高祖神社は高祖山登山の
拠点でもあります。
こんなものまで設置されて、
くつろぎ処と共に、これもまた登山客に
親切なアイテムの一つですね。
僕たちは、時間も体力も無いので、
山頂までは行けないものの、
途中の見どころまでは、
行ってみることにしました。
登山口。
ここにも登山者にはかなり親切な
案内や設備が整っています。
なんか険しそう(汗)
予想通りの山道(汗)
一ノ坂礎石群。
怡土城の遺跡です。
礎石。
怡土城の散策はここでおしまい(笑)
神社に戻り、
参道を下って高祖神社の中では、
最大規模の境内社へと向かいます。
ここにもソメイヨシノとは別の
桜?が咲いています。
徳満宮。
御祭神は、大名持神・少彦名神・保食神。
基礎部分はコンクリなので、
現代のものでしょうが、
社殿自体は、木造の瓦葺で、
なかなか渋い雰囲気が素敵です。
水路をまたぐ古い石橋。
拝殿から本殿へは、
木造の太鼓橋で繋がっていて、
境内社とは思えないほどの
こだわりの造りには驚きました。
ここで、高祖神社の参拝は全て完了です。