太宰府天満宮御用達・うその餅

 

仙厓せんがい和尚

太宰府天満宮のスイーツと言えば、

「梅ヶ枝餅」しか知らなかった僕。

「うその餅」に興味をそそられたのは、

妻が働いてくれている工場が、

うその餅を入れる中箱の

トレーを作っている事を

知ったからです。

トレーのご縁というのも

なかなか珍しい話ですが、

うその餅の案内はさらにレアでした!

なんと、いきなりの

仙厓和尚の味のある絵と詩です!

鷽の絵、めっちゃ上手いですね。

少し抜粋します・・

「世の中のうそとうそとのかへかへに

かへてあたへん我は誠を

博多聖福寺の有名な禅僧仙厓和尚が

天神様の心を詠んだものであります。」

太宰府天満宮宝物殿でも

案内の文中には、

仙厓和尚の名が出ていましたが、

ここでは、「主役」です(笑)

やっぱ、

太宰府訪問の2ヶ月前に読んだ

この本の効能は絶大です(笑)

御菓子処 梅園

天満宮への行きがけ、

僕たちは念の為、

「梅園」の場所を確認していました。

まだ開店前の静かな佇まい・・

帰路の参道。

修学旅行&日本人参拝客、

それに大量のインバウンド客で、

顔を消すのに一苦労です(笑)

太宰府駅近くの梅園に到着。

ショーウィンドウを覗くと

ちょっとビックリ!

うそ(鷽)だけじゃなく

カエルのお菓子もあるんですよ!

そして、そのヒキガエルの

逸話が紹介されています。

「太宰府市民遺産

宝満山のヒキガエル」

「神が降り立つ山として古くから信仰を集め

中世にには修験の地となった宝満山。

毎年5月になると宝満山の

麓の池で生まれたヒキガエルの子らが、

標高八二九メートルの山頂を目指して

登山道を登っていく姿がみられます。

わずか一センチにもみたない小さな体で

天敵のヘビやアリ、

百段の石段など様々な難関を乗り越え、

山伏のごとく無心に登っていきます。

なぜ宝満山のヒキガエルは山頂を目指して

登っていくのでしょうか。

人間に例えるならば

エベレスト五個分の高さを

ひたむきに登っていくヒキガエルの姿に

とても元気づけられます。」

これはまた驚くべき情報ですね!

もしかするとこのヒキガエル、

神様の使いなのかも知れません・・

うその餅の紹介。

「指折って 友へ買い足す うその餅」

さりげなく添えられた川柳に

思わずニンマリ。

無事「うその餅」をゲット!!

旅人(たびと)に乗って博多駅へ。

そして乗り換えて自宅へと向かいます。

食前の儀式

ここからは「うその餅」を食べる前と

後の撮影会の様子です(笑)

包んだ状態。

外箱。

中身満杯の状態。

紙に包まれた

可愛らしい「鷽(うそ)」が、

お菓子の中に埋もれています。

紙を剥がして、

再度お菓子の中へ(笑)

注目のトレイ。

妻曰く、

「これ、これ作ってる奴!!」

食後の儀式

数日かけて美味しくいただき、

次なる撮影へ。

箱と中敷トレイ。

妻の話だと、

納品時はもっと長方形で長く、

それを梅園さんサイドで

箱の大きさに切って

使われているそうです。

内部事情を知ってる妻だからこその

レア情報でしょう!(笑)

トレイをひっくり返して撮影。

最後は可愛い鷽(うそ)を

トレイに乗せて記念撮影。

鷽ちゃん、

今では毎日僕たちを癒してくれています。

これにて、

全ての儀式は(笑)完了です。

 

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