宇和島城(愛媛県宇和島市)中編

 

現存天守の楽しみ方

古いお城には、

大いなる不便さがあります。

そもそもが、

バリアフリーとは正反対の発想で、

敵を防ぐバリアだらけの建築物が、

現存天守なのですから。

しかし、バリアフル?だからこそ、

当時の侍たちの息吹を感じ、

江戸の情緒にもひたれるのです。

ここ、宇和島城も、

その類に漏れない、

素晴らしい現存天守でした。

天守内へ

入場前に改めて外観を眺めると

滋賀県の彦根城を思い出しました。

唐破風と千鳥破風の

豪華装飾が四方に満載された外観。

なんか似ています・・・

規模のわりに相当豪華な

宇和島城の天守の外観。

ちなみに彦根城はこちら。

破風の感じも、ポツンと建ってる感も

なんか似ています。

そんなことを考えながら

宇和島城天守の中へ。

天守台の石垣も

藤堂高虎が造った天守を

更地にしたあと、

2代目藩主、伊達宗利が

1671年に再建した時に

新たに作り直したようです。

お寺の入り口的な雰囲気。

入るといきなり350年前に

タイムスリップ(笑)

そして、入口付近には、

宇和島城の模型が置かれています。

市民の方が精巧に作って、

寄贈されたそうです。

新聞記事には、

「屋根のカーブには苦心し、

平らな工作材を熱湯に

つけるなどの模索を重ねた。

妻○○さんに「ゆがんでる」と

指摘されるたび作り直し

7ヶ月かかって完成した。」

ご夫婦のほのぼのした姿が

目に浮かびますね!

やはり奥様の厳しい目があっての

素晴らしい作品なんでしょう。

アナログ手作りの次は、

デジタル最先端技術もあります。

VR宇和島城!!

凄いですね!

こちらの機材を無料で使え、

在りし日の宇和島城の御殿や

白壁、櫓などが見られて、

これはかなりオススメです!

実際に体験する妻の驚きの表情(笑)

こちらは伊予(愛媛県)内にある

藤堂高虎ゆかりの城の紹介です。

大洲城、今治城がありますが、

藤堂高虎は、加藤清正と並び、

「築城名人」と言われ

伊予以外にも、篠山城、津城、

伊賀上野城、膳所(ぜぜ)城 他、

多くのお城を造っていて、

関わったお城も入れれば、この何倍もの

数になるようです。

藩主の鎧兜。

9代にえあたる藩主の紹介。

7代、伊達宗紀(むねただ)。

宇和島の名勝である、

天赦園を築庭した人です。

8代、伊達宗城(むねなり)。

幕末、長州から大村益次郎を招き、

軍政の近代化を進めた殿様です。

もう一つ展示されている模型は、

万延元年(1860年)の作品です。

これを造った方も奥様の

叱咤激励はあったのでしょうか(笑)

二階へ。

お~この絵は!

今、人気の愛媛出身のアーティスト

茂本ヒデキチ氏の作品です。

この方の画風は、

躍動感が凄いし作風も新しいので、

若者かと思っていたら、

僕よりも2つお兄さんでした(笑)

最上階へ。

現存天守ならではの梯子階段。

こじんまりして落ち着ける部屋なので、

昼寝もできそうです・・・

いや昼寝は駄目ですね(笑)

やはり海側の景色が一番見応えあります。

山側。

山側その2。

山側その3。

方向がわからなくなっています(汗)

宇和島城、鳥瞰図の屏風。

以前は襖絵だったそうですが、

それを昭和になって屏風にしたそうです。

1703年の宇和島城下絵図。

お城は「島」になっています。

150年後の宇和島城下絵図。

お城は島ではなく、堀に囲まれた感じで、

埋め立てがかなり進んでいるのも

わかって比較出来るのが楽しいですね。

最後に気になったのが、この案内図。

観光コース。

その中で目に入ったのがこちらです。

以前山口を旅した時、

大村益次郎のお墓や、

大村神社に行き、

鋳銭司郷土館での展示を見て、

益次郎が宇和島に

招聘されたことを知っていたので、

行ってみたいと思ったのですが、

いつものように時間に追われ(笑)

結局今回の旅では行けませんでした。

また次回ですね。

 

  関連記事 - Related Posts -

 

  最新記事 - New Posts -

 

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください