2018/01/03

若宮八幡社(大分県杵築市)

 

大分が僕を呼んだ(笑)

中津〜吉富(福岡県)〜

宇佐〜別府〜日出〜杵築と巡る

一泊二日大分の旅はここ杵築市で完了です。

はじめは予算的に

日帰りの旅を考えていましたが、

二人で

4,000円で泊まれるホテルが別府にあることを知って、

「大分が僕を呼んでいる!

予算オーバーだけど、まあ、いっか〜!」

ってことで、

清水の舞台から飛び降りる気持ちで…

いや、

高さ2mの崖から飛び降りて

足をくじく位の覚悟で(笑)

この旅を決行したことは、

ほんとうに大正解でした。

城、神社、寺、巨樹、戦争遺跡、

海、川、山、鉄道、弁当屋、歴史的背景など

僕が喜ぶ(妻も喜ぶ…はず?)

要素が満載だったし、

行く先々で予想よりも

はるかに素晴らしい体験が出来て、

僕と同じような興味がある方には

お勧めのコースです。

若宮八幡社には凄い歴史があった

阿蘇社から車で10分くらいで

若宮八幡社に到着。

大分で「八幡」というからには

宇佐八幡からの勧請

(ご神体を分けて持ってくる)

かと思いましたが、

何と、ここは京都の

岩清水八幡宮の勧請でした!

宇佐八幡宮の勧請で岩清水八幡宮が

出来たことを考えると

大分〜京都〜大分と

随分と神様も長い旅をしたものだな〜

なんて思っていたら

もっと凄いことが書いてありました。

ここに書いてある京都から舟に乗って

ご神体を持って来られた

初代宮司の「紀兼貞」公から数えて

34代目が現在の宮司さんで、

いわゆる「社家」

(世襲的に仕える神職の家柄)なのです。

しかも紀家の祖先は三韓征伐はじめ

神功皇后とのツートップで活躍した

武内宿禰(たけのうちのすくね)

だそうです!

いや〜ここでこんな出会いがあるなんて、

やっぱり僕は大分に呼ばれましたね。

前置きが長くなりましたが、

これが僕の興奮度を表しています(笑)

神社境内へ

やっと境内へ入るお話です。

参道入口。

一直線になっています。

二の鳥居

狛犬が歴史を感じさせてくれます。

かなり古いもののようです。

沖縄?中国?とも思わせるような

雰囲気が漂う階段と塀。

僕は沖縄にも中国にも

行ったことはありませんが(笑)

 

楼門の色はかなり華やかです。

ここから振り返ってみると、

琉球風(勝手につけた)な階段と

杵築市街も見えて壮観です。

そして、楼門の左右には

右大臣と左大臣がいます。

左大臣。大臣の口と虎の口が

「阿」になってお揃いです(笑)

右大臣。こちらは、

どちらとも「吽」の口元。

いや〜芸が細かいというのか、

こだわって作ったというのか

思わず笑みが出てくるのは

作者の意図するところ

だったのでしょうかね!

とここまで思ったところで、

「ん?ひょっとしたら今まで

観て来た虎も阿吽だったかも?」

なんて考えたので今度から

「阿吽」に注目して(笑)参拝します。

拝殿もなんだか華やかです。

屋根の龍が社殿を守っているようですね!

こちらは本殿。

そして拝殿の右には

屋根続きで「和漢将軍社」があります。

ここは廟(祖先の霊を祀った社)です。

説明によると、木付初代城主

木付親重(きつきちかしげ)公の霊廟で、

この方が和漢(日本と中国)のことに

詳しく鎌倉幕府の将軍に日本や中国の話しを

詳しくしたところ将軍わ感嘆し

「和漢将軍と称すべし」

とのお言葉をいただき、

ここに和漢将軍と

呼ばれるようになったということです。

いや〜ここでも凄いことを知りました!

余談ですが、杵築はもともと

ここに書かれている様に「木付」だったのが

江戸時代に幕府の書状に

間違って「杵築」と書かれたことから

それなら今後は「杵築」でいくべ〜!

となったという逸話があるようです。

本当にここに来て良かったな〜

と思いつつ最後の儀式へ….

いつものように二人の写真です。

今日の癒し

楼門を「額縁」にした杵築市

朱赤の門を通して眺める杵築市は

実に素晴らしい!

海まで見えて本当に癒されました。

 

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